《幽靈公主》中日劇本對照


3樓貓 發佈時間:2022-08-21 16:50:02 作者:奎屯河 Language

村莊遭到野豬魔神襲擊,少年族長阿斯達加為保護村莊與魔神搏鬥,雖然消滅了魔神,卻也身受詛咒。為尋求消除詛咒的方法,阿斯達加在神婆(ヒイ様)授意下單人獨騎前往遙遠而神祕的西方國度。臨行時,青梅竹馬的伴侶卡雅送給他一柄玉刀。

アシタカ ヤックル!

(羚角馬!)

カヤ 兄(あに)さまっ!

(哥哥!)

アシタカ ちょうどよかった、ヒイ様(さま)がみんな村(むら)に戻(もど)れッて

(你們來得正好。神婆叫大家快回村裡去。)

少女 ジージもそう言(い)うの

(爺爺也這麼說!)

アシタカ ジージが?

(爺爺?)

カヤ 山(やま)がおかしいって!

(他說山裡很奇怪。)

少女 鳥(とり)たちがいないの!

(飛鳥都不見了!)

少女 獣(けもの)たちも!

(野獸也是!)

アシタカ そうか、ジージのところへ行(い)ってみる、みんなは早(はや)く戻りなさい!

(是嗎?我去爺爺那裡看看。你們大家快回去。)

カヤ はいッ!

(是!)

アシタカ は?!なにか來(く)る。ジージ、なんだ?

(啊?什麼東西來了。爺爺,那是什麼?)

ジージ わからん、人(ひと)ではない

(不知道,不是人類。) k d_9<&.y{

アシタカ 村のほうはヒイ様が皆(みな)を呼(よ)び戻している

(村子那邊,神婆正在叫大家回去。)

ジージ きおったッ!タタリ神(かみ)だッ!

(來了!魔崇神!)

アシタカ タタリ神?ヤックル!逃(に)げろッ!

(魔崇神?羚角馬,快逃!)

ジージ わあ~~ッッ!

(哇~~~)

アシタカ 村のほうへ行く、襲(おそ)う気(き)だッ!

(往村子那邊去了。它要去襲擊!)

ジージ アシタカ!タタリ神に手(て)を出(だ)すな!呪(のろ)いをもらうぞッ!

(阿斯達加!不要對魔神出手!會受到詛咒!)

アシタカ ヤックル!ビィ~~!

(羚角馬!bi---)

アシタカ 靜(しず)まれッ!靜まり賜(たま)え!さぞかし名(な)のある森の主(ぬし)と見受(みう)けたが、なぜそのように荒(あら)ぶるのか?

(安靜!安靜下來!你一定是某處森林的首領,為什麼要如此暴虐?)

少女 あ、お化(ば)け?! 村へ!

(啊,怪物!快回村!)

アシタカ 止まれッ!なぜ我が村を襲うッ!?やめろ!靜まれ~!

(停下!為什麼要襲擊我的村莊?停下!安靜下來!)

タタリ神 ウギャア~~ッ!(アシタカに目を射抜かれる)

(嗷~~)

村人 倒(たお)したあッ!

(打倒了!)

カヤ 兄さまッ!

(哥哥!)

村人 ヒイ様早く!火(ひ)を絕(た)やすなあ~!

(神婆快來!不能讓火熄滅!)

カヤ 兄さまッ!

(哥哥!)

アシタカ カヤ、觸(ふ)れるな、ただの傷(きず)ではない!

(卡雅,你不要碰,這不是普通的傷!)

村人 アシタカが手傷を負(お)った!ヒイ様はー!

(阿斯達加的手受傷了!神婆呢?)

ヒイ様 みんな、それ以上(いじょう)近(ちか)づいてはならぬぞ!

(大家到此為止,不要再接近了!)

カヤ ヒイ様!

(神婆!)

ヒイ様 この水をゆっくりかけておやり

(用這種水慢慢清洗。)

カヤ はいッ

(是!)

ヒイ様 いずこよりいまし荒ぶる神とは存(ぞん)ぜぬも、かしこみかしこみあおす..この地に冢(つか)を築(きず)きあなたの御霊(みたま)をお祭(まつ)りします。恨(うら)みを忘れ靜まり賜え..

(無所不在之神,我們冒犯了你,敬請恕罪。我們將在這裡建廟,祭祀你的靈魂。請忘記仇恨,平靜下來。)

タタリ神 汚(けが)らわしい人間どもめ..我(わ)が苦(くる)しみと憎(にく)しみを知るがいい...

(你們這些骯髒的人類,瞭解我的痛苦和憎恨就好...)

ヒイ様 さて、困(こま)ったことになった..かのシシは遙(はる)か西(にし)の國(くに)からやってきた。深手(ふかで)の毒(どく)に気觸(きふ)れ體は腐(くさ)り、走(はし)り走るうちに呪いを集めタタリ神になってしまったのだ..アシタカ彥(ひこ)や!

(哎呀,大事不妙了。那頭豬從遙遠的西方國度來到這裡,滿身傷痕,腐爛的身體遍佈毒素。它一路奔跑。身上的詛咒越聚越多,最後變成魔崇神。阿斯達加彥!)

アシタカ はい

(是)

ヒイ様 皆に右腕(みぎうで)を見せなさい

(讓大家看看你的右腕。)

村人 おお~!ヒイ様ッ!

(噢!神婆!)

ヒイ様 アシタカ彥や、そなたには自分の定(さだ)めを見據(みす)える覚悟(かくご)があるかい?

(阿斯達加彥,你已經有了正視自己命運的覺悟了嗎?)

アシタカ はい、タタリ神に矢(や)を射(い)るとき、心を決(き)めました、

(是。我把箭射向魔神之時,就已經下了決心。)

ヒイ様 その痣(あざ)はやがて骨(ほね)まで屆いて、そなたを殺(ころ)すだろう

(當那些疤痕滲透到骨頭,你就會死。)

村人 ヒイ様!何とかなりませぬか!

(神婆!什麼都改變不了嗎?)

村人 アシタカは村を守り乙女(おとめ)らを守ったのですぞッ!

(阿斯達加保護了村莊,保護了那些少女!)

村人 ただ死を待つしかないというのは

(不能就這樣等死!) 

ヒイ様 誰にも定(さだ)めはかえられない、だがただ待つかは自ら赴(おもむく)かは決められる、見なさい、あのシシの體に食い込んでいたモンだよ、骨を砕きはら腸(わた)を引き裂き重い苦しみを與えたのだ。さもなくばシシがタタリ神などになろうか!

(誰也不能改變命運。不過,是普通的等待,還是爭取自救,要由自己決定。請看,這個就是從野豬身上取下來的東西,它使野豬骨骼粉碎、肝腸寸斷,承受了巨大的痛苦。不然野豬怎麼會變成魔崇神?)

ヒイ様 西の國でなにか不吉なことが起(お)こっているのだよ、その地に赴(おもむ)き曇(くも)りのない眼(め)で物事(ものごと)を見定めるなら、あるいはその呪いを絕(た)つ道が見つかるかも知れぬ、

(西方國度正在發生某種不祥之事。如果前往那裡,用自己的眼睛去撥雲見日、查明真相,或許可以找到消除詛咒的方法。)

アシタカ はい

(是。)

村人 大和との戦(いくさ)に敗(やぶ)れ、この地に潛んでから五百有餘年(ごひゃくゆうよねん)、いまや大和の王(おう)に力はない、將軍(しょうぐん)どもの牙(きば)も折(お)れたとき。が我が一族(いちぞく)の血もまた衰(おとろ)えた

(我們被大和打敗,退守在這裡已經有五百多年。現在大和王朝國力衰退,將軍們也都老朽不堪。但是我族也已勢單力孤,無法與之抗衡。)

村人 このときに、一族の長(おさ)となるべき若者が西へ旅立つのは定めかも知れぬ

(這個時候,我族中作為族長的年輕人要去西方遊歷,或許這就是命運。)

ヒイ様 掟(おきて)に従(したが)い見送(みおく)らぬ。健(すこ)やかにあれ

(根據族規,我不送你,你自己多多保重。)

カヤ 兄さま!

(哥哥!)

アシタカ カヤ!?見送(みおく)りは禁(きん)じられているのに

(卡雅?族規禁止為我送行的啊!)

カヤ お仕置(しお)きは受けます、どうかこれをわたしの代(か)わりにお供(とも)させてください、

(我甘願接受懲罰,無論如何,請將這個當成我,帶在身上吧。)

アシタカ 大切な玉(ぎょく)の小刀(こがたな)じゃないか?!

(這不是你那柄珍貴的玉刀嗎?)

カヤ お守りするよう息(いき)を吹き込みました、いつもいつもカヤは兄さまを想っています、きっと、きっと...

(它會一直守護著哥哥。卡雅也會經常想著哥哥的。一定,一定...)

アシタカ わたしもだ、いつもカヤを想う

(我也是,我會一直想著卡雅的。) 阿斯達加在西行路上偶遇雲遊僧(ジコ坊),從雲遊僧口中,聽到了關於麒麟獸(シシ神)的傳說。犬神莫挪(モロの君)襲擊達達拉運糧隊受傷,阿斯達加在河邊與正在為莫挪療傷的幽靈公主珊初逢。阿斯達加與受傷的達達拉人甲六一起穿越麒麟獸森林,前往達達拉城。

とある村にて

アシタカ 戦?!

(戰爭?) )

兵 回りこめッ!

(你回來!)

村人 きゃあ~!

(呀!)

兵 野郎、兜首(かぶとくび)だッ!いざ、勝負勝負ッ!

(混蛋!快來受死!一決勝負!)

村人 ひえ~ッ!

(哈!)

アシタカ やめろ~!

(停下!)

兵 ン?あれ?ひゃあ~ッ!

(哎?啊!)

アシタカ なんとこの腕は...

(這隻手怎麼了?)

兵 逃がさぬぞ~!見參(けんさん)~!

(不要跑!接招!)

アシタカ 押(お)し通(とお)るう!邪魔(じゃま)するなッ!

(讓我過去!別擋路!)

兵 鬼(おに)だ...!

(是鬼嗎?)

アシタカ 痣が濃(こ)くなっている...

(疤痕顏色變深了...)

ジコ坊 へへ、何とも白湯(さゆ)みたいな飯(めし)だな..お、いたいたッ!

(唉,簡直是白水一樣的飯哪。噢,來了來了!)

アシタカ これでよいか?

(這個可以嗎?)

米売り なんだいこりゃあ、お足(あし)じゃないじゃないか?!お足がなきゃ米を返しなッ!

(這個是什麼,這個不是錢嗎!如果沒錢就把米還給我!)

ジコ坊 待て待て、拙僧(せっそう)が見てやろう!ウ~ン?お、こりゃあッ!女、これは砂金(さきん)の大粒(おおつぶ)だぞ!そうだ、代金(だいきん)がいいのならワシが払(はら)おう!これを譲(ゆず)ってくれ!皆の眾、この近くに両替屋(りょうがえや)はおらんかのう!あ~?おらんか!拙僧の見るところ米一表(いっびょう)か..いや、三表(さんびょう)か..あ~、チョト待ちなさい!

(等等,讓拙僧來看看!嗯?噢!這個!女人,這個是大粒的金砂呀!對了,如果他沒帶錢就讓我來付好了,請交給我!大家說說,這附近有換錢的地方沒有?啊?有沒有?依拙僧的看法,這個東西可以換一斗米,不,是三鬥!啊,等一下!)

米売り 返しておくれ、わたしンだから

(金子還給我!那是我的!)

ジコ坊 お~~いッ!おい、そう急(いそ)がれるな!いや~、禮などと申す気はない、禮を言いたいのは拙僧のほうでな、田舎(いなか)侍(さむらい)の小競(しょうせ)り合いに巻(ま)き込(こ)まれたおり、そなたのお陰で助かったのだ!いや~、鬼神(きしん)の如(ごと)きとはまさにあれだな!おほほう..気づいたか、人前などで砂金なぞ見せるとな、まことに人の心の荒(すさ)むこと、あさの如(ごと)しだ...寢込(ねこ)みを襲われてもつまらぬ、走るか?

(喂!喂!別走那麼快!呀,我不是來要你道謝的,其實該道謝的應是拙僧我才對。剛才在鄉村小路上與武士發生衝突,多虧你救了我!呀,人心的貪婪就像鬼神一樣!哈哈,小心一點,不要在眾人面前拿出金砂,人心險惡,不可不防。睡覺時被人襲擊就麻煩了。要跑嗎?)

ジコ坊 ほお~、イノシシがタタリ神になったか..

(噢,野豬變成魔崇神嗎?)

アシタカ 足跡を辿(たど)ってきたのですが、裡(さと)に下りたとたんわからなくなりました

(我是追尋它的足跡而來的,但是在半途就失去了線索。)

ジコ坊 そりゃあそうだろ、そこらを見なさい、この前きた時にはそれなりの村があったんだが、洪水か地滑りか..たくさん死んだろうに...戦、行き倒れに、病に飢え..人界は恨みを飲んで死んだ亡者でひしめいとる..タタリというならこの世はタタリそのもの...フ、フ、フ~、ウン、うまい~

(是這樣的呀。你看那邊。上次我來的時候,這裡曾經是一座村莊。後來發生了洪災,死了很多人。戰爭而死的人、倒在路邊的人、因疾病或飢餓而死的人,世上充滿了各種含恨而死的亡魂。如果說存在魔崇神,這個世界本來就是魔神肆虐。呼...呼...呼...好吃)

アシタカ 裡へ下りたのが間違いでした、二人もあやめてしまった...

(也許我來到這裡是個錯誤。兩個人都受到了傷害。)

ジコ坊 へ、いやお陰で拙僧は助かった、椀(わん)を出しなさい、まず喰わねば..人はいずれ死ぬ、遅いか早いかだけだ、お、雅(みやび)な椀だな、そなたを見ていると古い書に伝わる古(いにしえ)の民(たみ)を思い出す、東の果(は)てにアカシシにまたがり、石の矢じりを使い勇壯なエミシの一族ありとな..肝心な事は死に喰われぬ事だ、あ、いや師匠の受け売りだがな...そなたの米だ、ドンドン食え! _?

(唉,但是你也救了我。把碗拿出來,快吃吧。人總有一死,只是或遲或早而已。噢,好雅緻的碗。看到你,我就想起了古書中記載的那些先民的事。在東方的邊境地區,有騎著羚羊、使用石箭的神祕部族。人只有吃飯才能活命,這是師匠教給我的真言哪。來,你的米,多吃點吧。)

アシタカ このようなモノを見たことはありませんか?

(您見過這個東西嗎?)

ジコ坊 これは?

(這個是?)

アシタカ イノシシの體からでてきました、巨大なイノシシに瀕死(ひんし)の傷を與えたモノです。

(從野豬身體裡取出來的。讓巨大的野豬受傷而瀕臨死亡的東西。)

ジコ坊 これよりさらに西へ西へと進むと、山の奧のまた奧に人を寄せ付けぬ深い森があるという、シシ神の森だ。

(從這裡一直往西方前進,據說在人類無法居住的深山之中,有著深不可測的密林。那是麒麟獸的森林。)

アシタカ シシ神の森..?

(麒麟獸森林?)

ジコ坊 そこでは獣は皆大きく太古のまま生きていると聞いた..

(那裡的野獸都非常巨大,聽說從太古時代一直生存到現在。)

翌朝...

ジコ坊 やはり行くか...

(你果然走了...)

エボシ御前 皆、後(あと)わずかだ、油斷(ゆだん)すまいぞ!

(大家注意,快要到了,都小心點!)

護衛 でたぞッ!山犬(やまいぬ)だッ!

(出來了!是山犬!) _!F| iL _

エボシ御前 牛を落ち著かせろッ!焦(あせ)らずに陣(じん)を組(く)め!

(控制住牛群!不要著急,組成陣形!)

護衛 決して火薬を濡らすな!十分に引き寄せろッ!

(絕對不能弄溼火藥!等靠近了再打!)

エボシ御前 一番放てッ!

(第一波射擊!)

エボシ御前 二番放てッ!

(第二波射擊!)

彥佐 ふ化け物め。口程(くちほど)にもない..

(怪物,只是虛張聲勢。)

エボシ御前 あれは子供だ、母親はなぜ來ない?...モロだッ!

(那只是孩子,為什麼母親沒來?...是莫挪!)

牛飼い うわ~~ッ!

(哇) )

エボシ御前 モロ、こいッ!

(莫挪,來吧!)

彥佐 やりました!

(幹掉了!)

エボシ御前 きやつは不死身だ、これぐらいでは死なん..

(那傢伙是不死之身,不會這樣就被消滅。)

彥佐 だいぶやられましたな..

(我們的人也死傷不少。)

エボシ御前 すぐ出発しよう、

(馬上就出發。)

彥佐 谷に落ちた者はいかがします?

(落入山谷的人怎麼辦?)

エボシ御前 隊列を組み直せ!

(重新組成隊形。)

アシタカ あッ!息がある!シッカリしろッ!....あッ!

(啊!還有呼吸。你振作一點!)

サン ズズ~、ペッ!ズズ~、ぺッ!

(嗞嗞、呸、嗞嗞、呸)

モロの君 ガルルルル~ッ!

(嗚嚕嚕嚕...)

アシタカ 我が名はアシタカ、東の果てよりこの地へきた!そなたたちはシシ神の森に住むと聞く古い神か?

(我名叫阿斯達加,從遙遠的東方來到這裡!聽說你們居住在麒麟獸森林裡,你們是古神嗎?)

サン 去(た)れッ!

(走吧!)

甲六 うわわ~~ッッ!

(嗚哇!)

アシタカ こだま?ここにもこだまがいるのか?靜かに、動くと傷にさわるぞ。

(小樹精?這裡也有樹精嗎?你鎮靜下來,不要動,不然會受到傷害。)

甲六 へい?

(是)

アシタカ 好きにさせておけば悪さはしない、森が豊かな印(しるし)だ。

(這些小東西沒有惡意,不會害你。它們是森林繁茂的象徵。)

甲六 こいつはシシ神を呼ぶんだ!

(它們會叫來麒麟獸!)

アシタカ シシ神?大きな山犬か?

(麒麟獸?巨大山犬嗎?)

甲六 違うッ!もっとおっかない化け物の親玉(おやだま)だッ! うわッ!消えたあッ!うわ~ッ!

(不是,是更加可怕的妖怪之王!哇,消失了!)

アシタカ ヤックルが平気でいる..危険なモノは近くにいない..

(羚角馬沒有異常。它不會靠近危險的東西。)

甲六 うわあ~ッ!

(哇!)

アシタカ すまぬが、そなた達の森を通らせてもらうぞ

(對不起,我想穿過你們的森林。)

甲六 お願えです、戻りましょうよ。向こう岸なら道がありやす!この森を抜けるなんて無茶だッ!

(拜託,請回去吧!如果到岸邊去,還有路可走。要這樣穿過森林是不可能的!)

アシタカ 流れが強すぎて渡れない..それにこの怪我人は早くしないと手遅れになるぞ。道案內をしてくれているのか、迷い込ませる気なのか..

(水流太急,無法渡過。如果不快一點的話,這個重傷員就沒救了。它們是想帶路,還是想讓我迷路?)

甲六 旦那!こいつらワシらを返さない気なんですよ!ドンドン増えてやすぜえッ! _

(少爺!這些東西好像不想讓我們回去!它們越來越多了!)

アシタカ お前達の母親か?立派な木だ.....おおッ!あの少女と山犬の足跡だ...ここは彼らの縄(なわ)ばりか..

(你們的母親呢?是那棵大樹?噢,那個少女和山犬的足跡!這裡是他們的領地嗎?)

甲六 旦那。今度こそやばいですよ。ここはあの世の入り口だ...

(少爺,這次可能凶多吉少了。這裡就是另一個世界的入口。)

アシタカ そうだな、チョッと休もう!....足跡..蹄が三つ?まだ新しい...はッ!?ウッ!ぐぐッッ!

(是嗎?休息一下吧。足跡!分成三叉的蹄印!還很新...啊?噢!)

甲六 旦那!どうしたんで?

(少爺,怎麼了?)

アシタカ ウッ!う.......う、はぁはぁ...

(嗚,啊啊...) 4__+P___v6

甲六 旦那、大丈夫ですかい?顏色が真っ青ですぜ..だからヤバイって!

(少爺,您不要緊吧?臉色很難看。所以我說凶多吉少。)

アシタカ お前、ナニか見たか?

(你看見了什麼?)

甲六 へ?

(咦?)

アシタカ いや、いい...もうチョッとの辛抱だ。しっかりしろ

(呀,不要緊。再忍耐一下吧。振作起來。)

兵 すまねぇ...

(對不起。)

アシタカ 行ってしまった.....

(它已經走了...)

アシタカ なぜだ。あれから急に體が軽くなった..

(為什麼?從那時起,身體就輕鬆起來了。)

甲六 あれ?!痛くねえや!治(なお)った!イテテテテ...あ、やっぱり折れてる。

(咦?手不疼了!治好了!疼...果然是折斷了。)

阿斯達加進入達達拉城,結識了統治這裡的烏帽女當家(エボシ御前),也得知曾經詛咒自己的魔神正是由於被女當家打傷才變成魔神。女當家一心想要消滅麒麟獸和莫挪,建立富裕的國家。與達達拉人一起生活過一個晚上以後,阿斯達加決定繼續西行。

甲六 わあッ!旦那すげえッ!ドンビシャだ!タタラに著いた!

(哇!少爺,厲害!我們終於到了達達拉城了!)

アシタカ まるで城だな...

(簡直是一座城堡。)

甲六 エボシさまの大タタラでさあ。砂鉄を沸かして鉄を造ってるんです、お~~いッ!

(這就是女當家大人的大達達拉!是個融化鐵砂鍊鐵的地方。喂!)

タタラの人 お!

(噢!)

甲六 お~~いッ! __

(喂!)

タタラの人 森から人が來る....もののけか?

(森林裡有人出來,是不是妖怪?)

甲六 お~~いッ!俺だ!牛飼(うしか)いの甲六(こうろく)だあッ!

(喂!是我!養牛的甲六!)

石火矢眾 噓じゃないッ!いま船でこっちへ來る!おうおう、顏もしかと見たのか?

(不騙你!現在船正向這邊開來!噢噢,你們看見了嗎?)

彥佐 ア~ンッ!何事だあッ!俺が字を書いているときは靜かにしろッ!

(啊!什麼事啊?我寫字時你們安靜一點!)

タタラの人 死んだはずの甲六が向こう岸にでたんでさあ!

(是那個死了的甲六,他就在船上,馬上要靠岸了!)

彥佐 な、なにいッ!?

(什麼?)

ヤックル ブルルル..

タタラの人 幽霊じゃねえな!他のヤツはどうした?あと2人落ちたんだあッ!

(你們不是幽靈吧?其他的人怎麼樣了?還有兩人落入山谷。)

甲六 助けられたのは俺達だけだ...

(被救的只有我們而已。)

タタラの人 死ぬのは牛飼いばかりさ!

(死掉的都是養牛人啊!)

彥佐 開けろッ!

(讓開!)

タタラの人 ゴンザさま。あの赤頭巾の者、何者でしょう?

(哥特大人,那個戴頭巾的人是誰?)

彥佐 見慣れぬ姿だな....

(沒見過。)

甲六 石火矢の眾よ、この旦那がズッと負ぶってくださったんだ!禮をいっとけ!あッ!いててて、そこ持つなって!あたあッ!

(火槍隊的各位,就是這個少爺揹著我們來到這裡的!向他道謝吧。啊!疼!不要碰那裡!)

彥佐 てッ!そこのもの待てえッ!怪我人を屆けてくれた事、まず禮を言う。だが得心がいかぬ。われらがここへ著いて半時もせぬうちにお前は來た。しかも谷底から大の大人を擔ぎ、シシ神の森を抜けてだと!?

(那個人,等一下!把傷員送回來這件事,要向你道謝。但是我有一點不明白。你來到這裡只花了我們所用時間的一半,而且你從谷底把這麼大的人背上來,還能穿過麒麟獸森林,你...) _

おトキ あんたあ~ッ!生きとったんかあッ!

(老公!你還活著嗎?)

甲六 おトキ~!

(多姬!)

おトキ あ~あ~あ、このぐずッ!牛飼いが足をくじいてどうやっておマンマ喰ってくんだよッ!

(啊-啊!你這個笨蛋!養牛的腳受了傷,今後還怎麼養家餬口?)

甲六 ン、ン、だって...

(但是...)

おトキ 心配ばっかりかけやがって..いっそ山犬に喰われてしまえば良かったんだ!そうすりゃアタイはもっといい男見つけてやる!

(你只會給我添麻煩!不如讓山犬把你吃掉算了,這樣我就可以另找好男人改嫁!)

タタラの人 ははははは...

(哈哈哈...) GSi>l,_y '

甲六 おトキ!堪忍してくれよ~!

(多姬!原諒我吧!)

彥佐 おトキ!夫婦喧譁はよそでやらんかいッ!

(多姬!你們兩口子不要吵架了!)

おトキ なにさ、偉そうに!怪我人を舍ててきやがって..なんのための護衛なのさ!普段タタラのひとつも踏まないんだ、いざという時は命を張りやがれッ!

(什麼?你不要太神氣!把傷員丟在一邊不管,你算什麼護衛!平時你也不來達達拉看看,一旦有事的時候你才知道叫別人去賣命!)

彥佐 仕方なかろう...ぐ..

(沒辦法嗎...)

おトキ ありがとう、あんな亭主(ていしゅ)でも助けてくれてうれしいよ!

(謝謝。很高興你救了我的丈夫。)

アシタカ よかった、連れてきてはいけなかったのかと心配してしまった..

(太好了。我剛才還擔心是不是應該帶他回來呢。)

おトキ え?!ハハハハハッ!へぇ~、いい男じゃないかチョッと顏を見せておくれよ

(咦?哈哈哈!哎,是個帥哥嗎?讓我看看你的臉?)

エボシ御前 ゴンザ、あとで禮を言いたい、客人を案內しなさい。甲六

(哥特,等一下我要向客人道謝。你把他帶過來。甲六。)

甲六 へい!

(是!)

エボシ御前 よく帰ってきてくれた、すまなかったな

(你能平安歸來很好。對不起。)

甲六 へ、へい...

(是、是...)

おトキ そんな滅相(めっそう)もないエボシ様、バカがつけあがるだけですよ!

(女當家大人不要這樣說,只能讓這個笨蛋感到驕傲而已。)

エボシ御前 トキも堪忍(かんにん)しておくれ、わたしが付いていたのにざまあ無かった...

(多姬,也要請你原諒。這次由我來帶隊結果很丟臉。)

おトキ い~~いいえ、男達だけだったら今頃みんな仲良く山犬の腹ん中に納まってますよ!

(不是的,如果只有男人的話,他們現在早就都被山犬吃下肚了!)

タタラの人 ほんとう~、違いない~!

(真的!沒錯!)

エボシ御前 旅のお方、ゆるりと休まれよ。

(旅行者,你好好休息吧。)

おトキ あらあッ!やっぱりいい男じゃない!

(啊!果然是個小帥哥!)

タタラの人 モロをやっつけて運んだ米だ、ありがたく食えよ~!

(這是打敗莫挪而奪回來的米!安心地吃吧!)

タタラの人 早くしなよお!

(快一點!)

タタラの人 あの人?ホント、トキのいったとおりじゃん!いい男ねえ!ちょっと若すぎる~年なんか平気なくせに。

(那個人?真的,跟多姬說的一樣!真是個帥哥!好像太年輕了!不在乎年齡。)

牛飼い 靜かにしねえかッ!通夜やってんだぞ!いい男ならここにもいるぞ~!

(你們安靜一點!我們整夜都要工作!這邊也有帥哥呀!)

タタラの人 やなこったあ!牛飼いなんて..ねえ旅のお方、アタイらのとこへきなよ~!こんな臭い小屋はやめてさあ!

(我們才不要養牛的呢!對了旅行者,到我們這邊來吧!別再住這間臭烘烘的小屋了!)

牛飼い なんでえッ!俺達が命掛けで運んだ米を食らってよ、口が腐るぜッ!

(說什麼!我們豁出性命才換來大米給你們吃,你們小心嘴巴爛掉!)

タタラの人 フン!その米を買う鉄は誰が作ってんのさ!アタイ達は夜ッびでタタラを踏んでるンだッ!

(哼!買米的鐵是怎麼來的?是我們整夜踩風箱勞動才造出來的!)

アシタカ もし良かったらあなた達の働くところをぜひ見せてください

(如果可以的話,請讓我看看你們勞動的地方。)

タタラ踏み ほんとかい!じゃあ白粉塗ってタタラを踏まなきゃあ!キャハハハハ、ハ、ハ、ハ ^!

(真的嗎?那我們可要塗了白粉再去踩風箱!哈哈哈)

タタラ踏み 紅もさす?本當だよ、待ってるからねえ~!

(也要塗口紅嗎?真的。我們等你啊!)

牛飼い 旦那、気をわるくしねえでくだせえ...だいたいエボシ様が甘やかしすぎるんで。

(少爺,請不要介意。主要是女當家大人把她們寵壞了。)

アシタカ いい村は女が元気だと聞いています

(聽說這村子裡的女人都很活潑。)

牛飼い でもな、タタラ場に女がいるなんてな..普通は鉄を汚すって、そりゃ嫌(いや)がるもんだ..

(但是在達達拉的鍊鐵廠有女人在工作。一般來說女人們都嫌鍊鐵很髒。)

牛飼い エボシ様ときたら、売られた女を見るとみんな引き取っちまうんだ、優しい方なんだよう..

(但是女當家大人卻喜歡收留那些被賣身的女人們。她其實是個很溫柔的人)

牛飼い じいさん、口から飯がでてるよ!

(爺爺,你嘴裡的飯掉出來了!) ,

牛飼い そのくせよ、掟も祟りもヘッチャラな怖い人や!

(但是,她不怕任何詛咒和怪物!)

牛飼い そうそう、山犬なんか目じゃねえぞ!ナゴの神をやったときなんか見せたかったぜ。なあ!

(是啊是啊!她連山犬都不放在眼裡!特別是消滅拿各神那一戰,真是厲害!)

アシタカ ナゴの神?

(拿各神?)

牛飼い すげえでかいイノシシでよ、この辺(あた)りの主だったのよ、でよ、誰も山に近寄れねえ..お寶の山を見ながら人間様は指をくわえてたのよ、このシモじゃあ砂鉄を取り盡くしちまったからな..

(它是一頭巨大的野豬,曾經是這裡的主人。有它在,誰也不能靠近這座山。所以,大家只能眼睜睜地看著滿山的寶藏,卻無法動手去開採。但是,下面的鐵砂總有采完的一天...)

牛飼い 何人ものタタラ師がここを狙ってよお、みんなやられちまッたんだ!

(曾經有一些達達拉的採礦者在這裡遭到襲擊,他們都被殺掉了。)

牛飼い 俺たちの稼業は山を削るし、木を切るからな。...山の主が怒ってな...

(我們的工作是開山砍樹,山之主一定在生氣...)

牛飼い お、始めたな ,

(哦,開始了。)

牛飼い そこへエボシ様が石火矢眾(いしびやしゅ)を連れて現れたってわけだ....

(後來女當家大人帶領火槍隊出現在那裡!)

牛飼い どうしたんで?腕が痛むんて?

(怎麼了?手腕很疼嗎?)

アシタカ いや、そのイノシシのことを考えていた、いづくで果てたか、さぞ恨みは深かろう..

(不,我在想那頭野豬的事。不管怎樣,它對人類的仇恨一定很深。)

エボシ御前 アシタカとやら、待たしてすまぬな、いい鋼(はがね)だ、明日の送りの仕度に手間取ってね..チョッと休もう、皆にそう言っておくれ!

(阿斯達加,讓你久等真對不起。這塊鋼不錯。明天的運送可能要多花時間準備,你們好好休息吧。請這樣轉告大家。)

タタラの人 へい!

(是!)

エボシ御前 そなたを侍どもかもののけの手先と疑う者がいるのだ、このタタラ場を狙うモノは沢山いてね、旅の訳を聞かせてくれぬか?

(這裡有人懷疑你是武士或妖獸族派來的奸細。因為很多人都想奪取這座達達拉城。能否把你旅行的目的告訴我?)

アシタカ このつぶてに覚えがあるはず..巨大なイノシシ神の骨を砕き肉を腐らせタタリ神にしたツブテです、この痣はそのイノシシにとどめを刺したときに受けたモノ、死に至る呪いです

(你一定還記得這個彈丸吧。就是這個彈丸,打碎了巨大的豬神的骨頭,讓它的肉腐爛,而變成魔崇神。這些傷痕就是刺殺豬神而留下的。這是致我於死地的詛咒。)

エボシ御前 そなたの國は?見慣れぬシシに乗っていたな?

(你的國家呢?習慣騎羚羊嗎?)

アシタカ 東と北の間より...それ以上はいえない..

(我的國家在東北方,我只能告訴你這些。)

彥佐 き、きさま~正直に答えぬと叩き切るぞッ!

(你這小子,不好好回答,我砍了你!)

エボシ御前 そのツブテの祕密を調(しら)べてなんとする?

(你調查那個彈丸的祕密。準備做什麼?)

アシタカ 曇り無き眼で見定め決める

(我想親眼看清楚再做決定。)

エボシ御前 曇り無き眼?ははははは、あははははは、わかった、わたしの祕密を見せよう、きなさい

(親眼看清楚?哈哈哈,哈哈哈哈。知道了。讓你看看我的祕密。跟我來。)

彥佐 エボシさま!

(女當家!)

エボシ御前 ゴンザ、あとをたのむよ。

(哥特,後面就拜託你了。)

彥佐 へ、ちぇいッ!

(切!)

▽ _

エボシ御前 ここは皆恐れて近寄らぬわたしの庭だ、祕密を知りたければきなさい..邪魔するよ..

(這裡是我的庭院,大家都不敢靠近它。想知道我的祕密就過來。打擾了。)

石火矢づくり ちょうど組み上がったところですよ

(馬上就可以組裝好了。)

エボシ御前 まだチョッと重いなぁ..

(還是重了一點。)

石火矢づくり そのように軽々と持たれても..あまり削ると胴金がはじけます。

(現在已經很輕了,可以拿動。如果再減輕重量,外面的金屬可能掉落。) _

エボシ御前 わたしだけが使うのではない、ここの女達に持たせるのだ、

(不止是我要使用。要讓這裡的女人們都用上。)

石火矢づくり ははは、さぞ見物でしょうねえ!

(哈哈,這樣就很好。)

エボシ御前 このものたちが考案したあたらしい石火矢だ、明國のモノは重くて使いにくい、この石火矢なら化け物も侍の鎧も撃ち砕けよう..

(這是這些人發明的新型火槍。明國的火槍太重而不便使用。使用這種火槍,連怪物的外殼和武士的鎧甲都能打碎。)

石火矢づくり 怖や、怖や..エボシ様は國崩しをなさる気じゃ、

(真可怕真可怕。女當家大人想要毀滅整個國家。)

エボシ御前 急がせてすまぬな、後で酒など屆けよう。

(讓你們不停地趕製真對不起。等一下給你們拿酒來。)

石火矢づくり そりゃあ豪気じゃ!

(太好了!)

アシタカ あなたは山の神の森を奪いタタリ神にしても飽きたらず、その石火矢でさらに新たな恨みと呪いを生み出そうというのか!?

(你奪取山神的森林,讓它變成魔神還不夠,還要用那種火槍再製造更多的新的仇恨和詛咒嗎?)

エボシ御前 そなたには気の毒だった..あのツブテ確かにわたしの放ったモノ..愚かなイノシシめ、呪うならわたしを呪えばいいものを..

(真的很同情你。那個彈丸確實是我放出去的。愚蠢的野豬,如果要詛咒的話,就來咒我好了。)

エボシ御前 その右腕はわたしを殺そうとしているのか?

(你想用那隻右手來殺我嗎?)

アシタカ 呪いが消えるモノなら私もそうしよう、だがこの右腕、それだけでは止まらぬ!

(如果能讓詛咒消失,我就會這樣做。但是這隻右手仍然會是這樣,於事無補。)

エボシ御前 ここのモノをすべて殺すまで靜まらぬのか?

(你把這裡的人全部殺光也沒用。)

石火矢づくり エボシさま、長が何か申しております

(女當家大人,阿長有話要說。)

長様 エボシ様、その若者の力を侮(あなど)ってはなりませぬ、お若い方!わたしも呪われた身ゆえ、あなたの怒りや悲しみはよくわかる...わかるからどうかその人を殺さないでおくれ..その人はワシらを人として扱ってくださった、たった1人の人だ、ワシらの病を恐れず、ワシの腐った肉を洗い布を巻いてくれた...ウ~、グフ、フ....

(女當家,千萬不要輕視那個年輕人的力量。年輕人!我的身體也遭受過詛咒,你的憤怒和悲哀,我都可以理解。雖然可以理解,但是,無論如何請你不要殺那個人...那個人是能夠照顧我們、善待我們的唯一的人。她不怕我們的病,為我們清洗腐肉,用布替我們包紮傷口...咳...咳)

石火矢づくり 長!

(阿長!)

長様 生きることはまことに苦しく辛い..世を呪い人を呪い..それでも生きたい..どうか愚かなワシに免じて _

...

(活著,真是一件痛苦和辛酸的事。世界被詛咒,人也被詛咒。不過我想活下去。無論如何,請看在愚蠢的我的面子上...)

エボシ御前 また來ていたか.....夜になるとああして戻ってくるのだ、山を取り戻そうと木を植えに來る..アシタカ、ここにとどまり力を盡くさぬか?

(它們又來了。夜幕降臨以後,它們就會回到這裡,為奪取山林而趕來種樹。阿斯達加,你想留在這裡盡力工作嗎?)

アシタカ あなたはシシ神の森まで奪うつもりか?

(你想要奪取麒麟獸的森林嗎?)

エボシ御前 古い神がいなくなればもののけ達もただの獣になろう、森に光が入り山犬どもが靜まれば、ここは豊かな國になる..もののけ姫も人間に戻ろう..

(如果沒有古神,妖獸族也只是普通的野獸而已。陽光照射森林,山犬會被打敗,這裡就可以成為富裕的國家。幽靈公主也會變成人類。)

アシタカ もののけ姫?

(幽靈公主?)

エボシ御前 山犬に心を奪われた哀れな娘だ...わたしを殺そうと狙い続けている..シシ神の血はあらゆる病を愈すと聞いている..業病に苦しむあのもの達をいやし、そなたの痣を消す力もあるかもしれぬぞ...

(她是被山犬奪走心靈的可憐女孩。一直想要殺掉我。傳說麒麟獸的血可以治癒百病,能夠治癒裡面那些久病不愈的人,說不定也可以讓你身上的疤痕消失。)

石火矢づくり エボシさま。首尾はいかがでしょうや?

(女當家,火槍性能如何?)

エボシ御前 上出來だ、まさに國崩しにふさわしい!が、やはりチョッと重いなぁ...

(非常好。威力正適合造反之用。不過,還是稍微重了一點。)

石火矢づくり ハ、ハハハ、怖や怖や..

(哈哈哈,真可怕。)

歌:

ひとつ ふたつは

赤子(あかご)もふむが

みっつ よっつは

鬼(おに)も泣(な)く 泣く

タタラおんなは   こがねのなさけ

とけて流(なが)れりゃ

刃(やいば)にかわる

おトキ あ、あんたッ!

(你、你來了!)

アシタカ おトキさん、わたしも踏ませてくれ!

(多姬,請讓我也來踩幾下。)

おトキ え!え、チョッとあんた!

(哎?你等等!)

アシタカ 代わってくれないか?

(讓我來代替你可以嗎?)

タタラ踏み ええ?!

おトキ セッカクだから代わってもらいな!

(難得他是特意來的,就交給他吧。)

タタラ踏み あ、うん!すごい力! ).

(啊,嗯!好大的力氣!)

タタラ踏み ホントに來てくれたんだね!

(你真的來了!)

タタラ踏み ね、いい男だろ!あらあらこの人、裾を気にしてるよ!

(真是個帥哥!喂,那個人,小心你的衣服下面!)

おトキ そんなに力むと続かないよ旅人さん!

(旅行者,你這樣用力可就不能持久。)

アシタカ 厳(きび)しい仕事だな..

(很辛苦的工作。)

おトキ そうさ。四日五晩踏み抜くんだ、

(是啊。要踩四天五夜才能完成。)

アシタカ ここの暮らしは辛いか?

(在這裡生活很艱苦嗎?)

おトキ でも下界(げかい)に比べりゃずっといいよ、

(但是跟原來比起來要好多了。)

タタラ踏み ウン、お腹いっぱい食べられるし男が威張らないしさ!

(嗯,至少能填飽肚子,也沒有男人逞威風!)

アシタカ そうか。

(是嗎?) 幽靈公主珊夜襲達達拉城,試圖行刺女當家,陷入包圍。為了解救珊,阿斯達加使用武力,強行將她帶出達達拉,卻也因此中彈受傷。

タタラ踏み え~ッ!明日いっちゃうの?もっといればいいのに~ここで働きなよ!

(哎?你明天就要走了?不再多留幾天?在這裡工作不是很好嗎?)

アシタカ ありがとう!どうしても會わなければならないモノがいるんです.....來る...

(謝謝。但是有個人是我必須要去見的。...來了!)

タタラ踏み ええ?!

(咦?)

牛飼い もののけ姫だ!うわあ~ッ!

(幽靈公主來了!哇--)

アシタカ やめろおッ!そなたと戦いたくない!

(停下!我不想和你戰鬥!)

タタラの人 この野郎!上だ!跳んだぞ!逃がすなあ!屋根の上だッ!御殿のほうへいくぞッ!

(這個混蛋!在上面!跳上去了!不要跑!在屋頂上!向御殿的方向去了!)

彥佐 篝火(かがりひ)を増やせッ!石火矢眾は柵を固めて外へ逃がすなッ!

(增加火把!火槍隊去圍欄處防守,別讓她逃跑!)

牛飼い 持ち場を離れるなッ!うろたえるんじゃねえぞ!

(不要離開自己的崗位,別慌張!)

タタラ踏み この屋根の上にいるらしいよ...

(好像就在這個屋頂上!)

タタラ踏み ええッ!?

(咦?)

おトキ 騒ぐんじゃない!休まず踏みな、火を落とすと取り返しがつかないよ!

(大家不要亂!不要停止踩踏,否則火熄滅了就無法收拾!)

エボシ御前 ひとりか?

(一個人嗎?)

彥佐 ああ、餘程追いつめられたと見えます..エボシさまを狙ってのことでしょう。

(是。好像已經被追得無路可逃了。想直接來攻擊你。)

エボシ御前 仕方がない..きなさい..

(沒辦法 。跟我來。)

タタラの人 止まれ、止まれ! どこどこ?

(停下!停下!哪裡哪裡?)

エボシ御前 もののけ姫、聞こえるか!?わたしはここにいるぞ、お前が一族の仇を討とうというのなら、こちらにも山犬に喰い殺された夫の無念を晴らそうと、心に決めたもの達がいる 。

(幽靈公主,你聽見了嗎?我就在這裡。如果你要為你們族報仇的話,那麼我們也要為被山犬吃掉的丈夫報仇。大家都已經下了決心。) ;

タタラ踏み 出ておいでッ!今夜こそケリをつけてやるッ!

(出來吧!今晚跟你一決勝負!)

アシタカ はッ!?

(啊?)

タタラの人 出たあ!いたぞおッ!あんなところにいやがる、もののけ姫だあ!降りて來やがれ!

(出來了!在那裡!就在那個地方!幽靈公主!快下來吧!)

彥佐 前を開けろ!流れ弾にあたるぞ!

(前面讓開!當心流彈!)

アシタカ 罠(わな)だ!やめろおッ~!山犬の姫、森へ帰れ!みすみす死ぬなあ!退くも勇気だ!森へ帰れぇ~!

(是陷阱!停下!山犬的公主,回到森林裡去!不要送死!撤退也是勇氣!回森林裡去!)

彥佐 あいつ...やはり...

(那傢伙果然...)

エボシ御前 好きなようにさせておけ

(不要管他,隨他去。)

アシタカ あッ!

(啊!)

彥佐 やったあ!落ちるぞ!

(太好了!掉下來了!)

エボシ御前 動くな!首だけになっても食らいつくのが山犬だ

(不要動!山犬即使只有頭也會咬人。)

彥佐 エッ!?

(哎?)

エボシ御前 落ちたところを狙(ねら)いな。

(注意掉落的地方。)

タタラ踏み へい!

(是!)

エボシ御前 放てッ!

(開火!)

彥佐 おお~!やっあ!

(哦!好!)

アシタカ 動くなあ!シッカリしろッ!

(不要動!振作一點!)

サン エイッ!

(嘿!)

アシタカ やめろッ!

(住手!)

やっちまえ

(幹掉她!)

逃がしちゃ駄目だよ

(別讓她逃走!)

殺せ

(殺!)

兵 ゴンザさま、お気を確かに

(哥特大人,不要緊吧?)

彥佐 俺にかまうが。行け!

(我沒事。你們走!)

彥佐 うぬは?やっぱりもののけの類(たぐい)か?止まれ!

(你小子?果然是妖獸的同類!停下!)

アシタカ 退(ど)いてくれ!

(你讓開!)

サン エイッ!やッ!

(哎!呀!)

エボシ御前 ナンの真似(まね)だアシタカ?!

(阿斯達加,你這是什麼意思?)

アシタカ この娘の命わたしがもらう..

(這個女孩的生命交給我。)

サン ウ~~~ンッ!

エボシ御前 この山犬を嫁(よめ)にでもする気か?

(你想要這隻山犬做新娘嗎?) _

アシタカ そなたの中には夜叉(やしゃ)がいる、この娘の中にもだ。

(你心中有魔鬼。這個女孩也是。)

サン うえいッ!

(啊!)

アシタカ みんな見ろッ!これが身のうちに巣食(すく)う憎しみと恨みの姿だ!肉を腐(くさ)らせ死を呼び寄せる呪いだ!これ以上憎しみに身をゆだねるな!

(大家快看!這就是隱藏在體內的厭憎與仇恨的樣子!這是腐蝕肉體、迎接死亡的詛咒!不能再讓怨恨擺佈我們了!)

エボシ御前 賢(さか)しらに僅(わず)かな不運を見せびらかすな。..その右腕切り落としてやる!

(用不著給大家展示你的那點不幸遭遇。讓我砍下你的右手吧!)

アシタカ ン!

タタラ踏み エボシ様!

(女當家大人!)

アシタカ 誰か、手を貸してくれ!心配するな!じきに気がつく

(誰來幫我一把?不必擔心,很快就會醒過來。)

タタラ踏み エボシ様!あ~~、エボシ様~!

(女當家大人!啊,女當家!)

アシタカ この娘、わたしがもらい受ける!

(這個女孩,我帶走了!)

タタラ踏み お待ち!逃がしゃしないよ。よくもエボシ様を..!ウゴクんじゃないッ!

(等一下!不能讓你逃走。敢傷害女當家大人...不要動!)

タタラ踏み キヨ、やめな! !

(阿清,住手!)

タタラ踏み あッ!當たったのに歩いとる!

(啊!中了彈還能走...)

彥佐 エボシ様は?

(女當家呢?)

石火矢眾 ご、ご無事です

(已經沒事了。)

彥佐 俺の石火矢を持ってこいッ!石火矢眾はここへ集まれい~!このまま逃がしてなるか!

(把我的火槍拿來!火槍隊到這裡集合!不能就這樣放他走!)

タタラ踏み おトキ、早く..!

(多姬!快出來!)

おトキ あ、あんた...

(你...)

牛飼い 旦那!ここは通れねえ!許しがなければ門は開けられねえんだッ!

(少爺,這裡禁止通行!沒有得到許可是不能開門的!)

石火矢眾 どうかお戻りを...あなたは仲間を助けてくださった、敵にしとうありません!どうか...

(無論如何請回去吧!你救了我們的同伴,我們不想與你為敵!無論如何...)

アシタカ わたしは自分でここにきた、自分の足でここを出ていく!

(我是自己來到這裡的。我也要用自己的腳出去!)

石火矢眾 無理です、十人かかって開ける扉です!

(不行啊,需要十個人才能打開這門!)

牛飼い 旦那、いけねえ!死んじまうッ!

(少爺,不行!你會死的!)

石火矢眾 あッ!

(啊!)

彥佐 どけえ~~~いッ!

(讓開!)

山犬 ウワン!ウワン!

(嗚~~)

彥佐 山犬だあッ!火、火、火、

(是山犬!火,火...)

アシタカ やめろッ!そなた達の姫は無事だあッ!いまそっちへ行く!ヤックル...世話になった..

(停下!你們的公主沒事!現在我就帶她過去!羚角馬...承蒙照顧了。)

牛飼い 行ってしまわれた....

(他走了...)

********************************************************

阿斯達加與珊兩人來到野外,阿斯達加失血過多,生命垂危。珊帶他進入麒麟獸森林,請麒麟獸為他療傷。雲遊僧為捕殺麒麟獸也來到森林,遭遇了由豬神乙事主帶領的野豬群。乙事主糾集部下,準備對人類發起大規模進攻。

山犬 がウ~ッ!ガルルルッ!

(嗚~~嚕~~)

サン お待ち!わたしの獲物(えもの)だよ!お前撃(う)たれたのか?死ぬのか?なぜわたしの邪魔をしたッ!死ぬ前にこたえろッ(等一下!那是我的獵物!你被擊中了嗎?要死了嗎?為什麼要阻止我?臨死前趕快回答!)

アシタカ そなたを死なせたくなかった...

(不想...讓你死...)

サン 死など怖いもんか!人間を追い払うためなら命などいらぬ!

(我才不怕死!為了趕走人類,我不惜生命!)

アシタカ わかっている...最初にあったときから...

(我知道...從最初見面的時候...)

サン 餘計な邪魔をして無駄死にするのはお前のほうだッ!その喉(のど)切(き)り裂(さ)いて二度と無駄口叩(たた)けぬようにしてやるッ!

(你阻擋我,白白送死的就是你!切開你的喉嚨,你就不能再講廢話!)

アシタカ 生きろ....

(活下去...)

サン まだ言うかッ!人間の指図(さしず)は受けぬ!

(你還說!我不會聽人類指使!)

アシタカ そなたは...美しい....

(你...真美...)

サン はッ!

(啊!)

山犬 どうしたサン?俺が噛み砕いてやろうか?

(怎麼了珊?讓我來咬碎他吧。)

サン ショウジョウたちだ..

(猩猩們...)

山犬 ショウジョウども!我らがモロの一族と知っての無禮か!?

(猩猩們,知道我們是莫挪族,還敢無禮?)

ショウジョウ ここは我らの森、その人間寄越せ。人間寄越してさっさと行け...

(這裡是我們的森林。把那個人留下。留下那個人,你們快走。)

山犬 失せろッ! わが牙が屆かぬうちに!

(滾開!在我還沒咬死你以前!)

ショウジョウ 行け、行け、俺たち人間食う。その人間食う。その人間食わせろ!

(快走,快走。我們要吃人。吃那個人。讓我們吃那個人!)

サン ショウジョウたち、森の賢者と稱(たた)えられるあなたたちが、なぜ人間など喰おうというのか!?

(猩猩們,你們被稱作森林中的智者,為什麼還要吃人?)

ショウジョウ 人間喰って、人間の力もらう...人間やっつける力欲しい..だから喰う..

(吃了人,獲得人的力量。我們想得到對付人類的力量,所以要吃。)

サン いけない!人間を食べても人間の力は手に入らない!あなた達の血が汚れるだけだッ!ショウジョウじゃなくなっちゃう!

(不行!即使吃了人也不能獲得人類的力量,只會汙染你們的血統,讓你們不再像猩猩!)

ショウジョウ 木植(きう)えた、木植え、木植えた。皆人間抜く。森、戻らない。人間殺したい

(我們種樹,種樹。人類把樹全拔光。森林不能恢復。我們想殺人)

サン 私たちにはシシ神さまがついてる!あきらめないで木を植えて!モロの一族は最後まで戦うから!

(有麒麟獸與我們同在,不要放棄植樹的希望!莫挪族會戰鬥到最後!)

ショウジョウ シシ神様戦わない。ワシらは死ぬ。山犬の姫平気、人間だから..

(麒麟獸不戰鬥。我們會死。山犬公主沒事。因為是人類。)

山犬 無禮な猿めっ!その首噛み砕いてやるッ!

(無禮的猴子!我咬碎你的頭!)

サン おやめッ!平気。気にしない。お前たち先に帰りな!この人間の始末(しまつ)は私がする..

(回來!沒事,我不介意。你們先回去吧。這個人交給我處理。)

山犬 あいつは?食べていい?

(那個呢?能吃嗎?)

サン 食べちゃダメ..さあ、行きな!おいで!仲直りしよう!お前の主人を運ぶから力を貸しておくれ!

(不能吃。快走吧。你過來!讓我們和解吧。我要帶你的主人走,請過來幫個忙。)

サン お前は賢(かしこ)いね、この島には上らないほうがいい。人間くさい

(你很聰明呢。還是不要上這個島比較好。人類的臭味...)

サン さあ、好きな所へ行き、好きに生きな。

(去你喜歡的地方,做你想做的事吧。)

ジコ坊 おおー!出た!ダイダラポッチだ!ついに見つけた!何をしとる、早く見んか。何のためにこんな臭い毛皮を被って耐えてきたんじゃ!

(哦!出來了!熒光巨人!終於發現了!你們幹什麼,快看!為什麼還披著這身臭獸皮,躲在下面?)

唐傘連 シシ神を見ると、目が潰れるわい!

(見到麒麟獸,眼睛就會瞎的!)

ジコ坊 それでも主は西國一の狩人か。この天上さまの書き付けをなんと心得る。天上さまがシシ神退治を認めとるんだ。早くしろ!ダイダラポッチはシシ神の夜の姿だ。今に夜から晝の姿に変わる。そこがシシ神の住み処だ。おお、消えるぞ、あそこだ!

(你還算是西方國度裡第一等的獵人嗎?這是天朝大王寫給我們的旨意。天朝大王認為我們可以對付麒麟獸。快乾活!熒光巨人就是麒麟獸在晚上的樣子。到了白天,它的樣子還會變。那裡就是麒麟獸的住所。哦,消失了!就在那裡!)

唐傘連 ジコ坊様!

(雲遊僧閣下!)

ジコ坊 うむ、わかっておる

(嗯,我知道。)

唐傘連 あそこを。

(看那裡。)

ジコ坊 なんともおびただしい數だな?

(為什麼會有那麼多?)

唐傘連 ありゃあこの森のもんじゃねえ。それぞれいづくかの山の名のある主だ。

(它們不是這個森林的。是從其他地方來到這裡的各個山頭的首領。)

ジコ坊 

(哦。)

唐傘連 鎮西(ちんぜい)の乙事主(おっことぬし)だ

(鎮西的乙事主!)

ジコ坊 鎮西?海を渡ってきたというのか?

(鎮西?難道它是渡海過來的?)

唐傘連 間違いねえ。あの四本牙(よんほんきば)、一族を率いて來やがったんだ。

(不會錯。它有四顆獠牙,帶領全族來到這裡。)

ジコ坊 ばれたか。引き上げだ。急げ

(被發現了。快跑!趕快)

ジコ坊 早くしろ。跳(と)べ、跳べ!

(趕快行動!跳!跳!)

アシタカ 傷がない...ヤックル..

(傷口消失了...羚角馬...)

サン 目が覚めてたらヤックルに禮を言いな。ずっとお前を守っていたんだ。

(如果你醒過來的話,可要向羚角馬致謝。它一直在守護你。)

アシタカ どうして、ヤックルの名を...

(你怎麼知道羚角馬的名字...)

サン 自分から色々話してくれた。お前の事も、故郷の森の事も。シシ神さまがお前を生かした。だから助ける。

(它告訴我很多的事。關於你的事,關於故鄉的森林的事。麒麟獸救活了你。所以我也要幫你。)

アシタカ 不思議な夢を見た。金色(こんじき)の鹿(しか)だった

(我做了個不可思議的夢,是金色的鹿...)

サン 食べろ、噛(か)め

(吃吧。咬。)

イノシシ 我らは人間を殺し、森を守るためにきた。なぜここに人間がいる?

(我們為了殺死人類、保護森林而來到這裡。為何這裡有人類存在?)

モロの君 私の娘だ。人間などどこにでもいる。自分の山に戻りそこで殺せばいい。

(她是我的女兒。人類在什麼地方都有,你們回自己的山去殺人吧。) _

イノシシ シシ神の森守るために殺すのだ、なぜ人間がここにいる?

(我們為保護麒麟獸森林而殺人。為何有人類在這裡?)

サン この人間の傷はシシ神が愈しだ。だから殺さずに帰す。

(這個人的傷是麒麟獸治好的。所以不能殺他,放他回去。)

イノシシ シシ神は人間を助けた?シシ神は人間を愈(いや)しただと?なぜナゴの神助けなかったのだ?シシ神は森の守って神じゃないのか?

(麒麟獸幫助人類?麒麟獸給人類治療?為什麼不救拿各神?麒麟獸不是森林的守護神嗎?)

モロの君 シシ神は命を與えもし、奪いもする。そんなことも忘れてしまったのか、豬(いのしし)どもめ?

(麒麟獸賦予生命也奪取生命。你們難道忘了這件事了嗎?野豬們。)

イノシシ 違う!山犬がシシ神をひとつ佔めしているからだ。ナゴを助けず裡切ったからだ

(不是!是因為山犬一直獨佔麒麟獸。所以才沒有去救拿各神。)

モロの君 あいつは死を恐れたのだ。いまの私のように。私の體にも人間の毒つぶてが入っている。ナゴは逃げ、私は逃げずに自分の死を見つめている。

(那傢伙怕死,就像現在的我一樣。我的體內也有人類射入的毒彈。拿各逃走,我不能逃,只有面對死亡。)

サン モロ、だからシシ神様に... ?

(莫挪,可以找麒麟獸...)

もろの君 サン。私は既に十分に生きた。シシ神は傷を治さずに命を吸い取るだろう

(珊,我已經活夠了。麒麟獸不能治好我的傷,只會吸走我的生命。)

サン そんなはずない!母さんはシシ神を守ってきた!

(不會是那樣!母親會守護麒麟獸!)

イノシシ かされぬぞ。ナゴは美しく強い兄弟だ。逃げる筈がない。山犬どもが食べたんだ!

(胡說!拿各是我美麗堅強的兄弟,不可能逃跑。是被你們山犬吃掉了!)

サン 黙(だま)れ!母さんは馬鹿にすると許せんぞ!

(住嘴!不許侮辱我母親!)

アシタカ 荒ぶる山の神々よ、聞いてくれ。ナゴの神に止めをさしたのは私だ。村を襲ったタタリ神を私はやむなく殺した。大きな豬神だった。これが證だ。あるいはこの呪いをシシ神がといてくれぬかとこの地へ來た。だがシシ神は傷は愈しても痣は消してくれなかった。呪いがわが身を食い盡くすまで、苦しみ生きろと...

(荒山的眾神,請聽我說。射死拿各神的人是我。我必須消滅襲擊我的村莊的魔崇神。它是巨大的豬神。這個就是證據。為了找麒麟獸消除我身上的詛咒,我來到這裡。但是麒麟獸能治好我的傷,卻不能消除詛咒。詛咒腐蝕我的身體,到死為止。我痛苦地活著...)

モロの君 乙事主だ。少しは話のわかるやつは來た。

(豬神乙事主。能理解我的傢伙來了。)

サン 待った乙事主様。この人は食べではだめ。

(等等乙事主,這個人不能吃。)

乙事主 おー、モロの娘だね?うわさは聞いていたよ。

(噢,莫挪的女兒吧?我聽說過你的事。)

サン あなた...目が...

(你的...眼睛...)

乙事主 退いとくれ。食いはしない。

(你退下去,我不會吃他。)

アシタカ 山犬の姫、構わない。ナゴの神の最後を伝えたいから。

(山犬公主,沒關係。我要轉達拿各神的遺囑。)

乙事主 ありがとうよ、お若いな。悲しい事ぜ。一族からタタリ神が出てしまった

(謝謝你,年輕人。可悲的事,我族中竟然出現魔神。)

アシタカ 乙事主どの、このタタリを消す術はないのだろうか?

(乙事主殿下,這個詛咒沒有辦法消除了嗎?)

乙事主 森を去れ。次に會う時はお前を殺さねばならん。

(離開森林吧。下次見面時,我們就必須殺死你。)

モロの君 乙事主よ。數だけでは人間の石火矢には勝てぬぞ

(乙事主,只靠你們是無法戰勝人類的火槍的。)

乙事主 モロ。わしの一族を見ろ。みんな小さく馬鹿になりつつある。このままではわしらはただの肉として人間に狩られるようになるだろう。

(莫挪,你看看我族的成員,全都又小又笨。這樣下去我們都會成為人類的捕獵對象。)

モロの君 気にいらぬ。一度にけりをつけようなどと、人間どもの思う壺だ。 _

(雖然難以忍受,但是不要貿然採取行動。否則會落入人類的圈套。)

乙事主 山犬の力を借りようとは思わぬ。たとえわが一族ことごとく滅ぶとも、人間に思い知らせてやる。

(我還沒有想過要借用山犬的力量。即使我族全軍覆沒,也要讓人類知道我們的厲害!)

サン シシ神さま?

(麒麟獸?)

***********************************************************

雲遊僧帶領部下唐傘連來到達達拉城,說服了女當家與他聯手,設下圈套準備對付野豬群和麒麟獸。夜幕下的山洞外,養好了傷的阿斯達加與莫挪對話,莫挪讓阿斯達加儘快離去。豬群開始進攻人類,珊與豬群並肩作戰,為了答謝養傷期間珊對他的照顧,阿斯達加將卡雅送給他的玉刀轉送給珊作為信物。

エボシ御前 まだ撃つな。引き寄せろ。放て!

(先不要開火,等他們靠近。射擊!)

彥佐 弾込め急げ

(快裝子彈!)

ジコ坊 やれやれ、エボシのヤツ、相手が違うだろうに?お前たち、先に行き潛んでおれ。

(哎呀哎呀,女當家那傢伙,是不是搞錯對手了?你們兩個先潛伏進去。)

女の兵 見えた。帰ってきたよ

(看到了,他們回來了!)

唐傘連 おかしら!

(首領!)

ジコ坊 おお、苦労をかけるな。そろそろ動く。みなにもそう伝(つた)えよ ,

(噢,你們辛苦了。我們的部隊也可以出發了,快去通知大家。)

エボシ御前 ジコ坊か _

(雲遊僧嗎?)

ジコ坊 師匠連から矢(や)の催促だ。田舎侍と遊んどる時ではないぞ。

(師匠催促著要箭,現在可不是對付武士們的時候。)

エボシ御前 淺野(あさの)公方が地侍どもをそそのかしているのだ。

(跟我們作戰的是淺野大人派來的地方部隊。)

ジコ坊 淺野か。大侍だな

(淺野,那可是大官。)

エボシ御前 鉄を半分寄越せと言ってきた

(他想讓我們分一半的鐵給他。)

ジコ坊 そりゃあ業突(ごうつ)くだ!だが、今は人間とやりあう暇はない。森に豬神が集まっておる。じきに來るぞ。この際鉄など全部くれてやれ。師匠連への約束を果たしてから戦でも何でもやればよかろう

(他也太貪心了。不過,現在可沒空跟他們鬥。野豬神聚集在森林裡,很快就要攻過來。可以把他們要的鐵都給他們。先與師匠訂立一個約定,然後,不管是戰鬥,還是做其他的事,都沒問題。)

女の兵 エボシさま、お早く。侍が來ます。早く!

(女當家大人,快點。武士們來了。快一點!)

ジコ坊 噂(うわさ)をすれば。あれは淺野の使者(ししゃ)だな。

(他們來得真快,那是淺野派來的使者吧?)

エボシ御前 使者だ。丁重にもてなしなさい。

(是使者。你們要好好招待他們。)

女の兵 はい。

(是。)

女の兵 お帰りなさい _

(您回來了。)

ジコ坊 お、おい。會わんのか?

(喂!不見使者嗎?)

使者 タタラ場のエボシとやら。先ほどの地侍相手の戦、見事なり。我らは公方さまの使者として參った。かしこまって門を開け!

(達達拉的女當家,剛才你們與地方部隊的武士作戰,打得很好。我們是大人派來的使者,你們快恭敬地把門打開!)

女の兵 うん。用があるならそこで言いな!

(哼,有什麼事就在這裡說好了。)

女の兵 この山はエボシさまがもののけから切り取ったんだ!

(這座山是女當家從妖獸族手中奪回來的!)

女の兵 金になるとわかって手え伸(の)ばしやがって、とっとと帰れ

(你們看到有便宜可佔,就想來撈好處?快滾回去!)

使者 女ども、使者への無禮許さんぞ

(女人們,不可對使者無禮!)

女の兵 無禮だってさ!こっちは生まれた時からずっと無禮だい

(什麼叫無禮?我們天生就是這樣的無禮!)

女の兵 鉄が欲しけりゃくれてやるよ!

(如果需要鐵,我現在就給你!)

ジコ坊 いやあ參(まい)った參った、大侍ももののけも眼中(がんじゅう)になしか。エボシタタラの女たちの勇ましい事よ。

(呀,我服了我服了。不管是諸侯還是妖獸,你們都不放在眼裡。女當家和達達拉的女人們真勇敢。)

エボシ御前 こんな紙切れが役に立つのか?

(這張紙,會有用嗎?)

ジコ坊 まあいろんな輩を集めるには効き目がある。獣とはいえなにしろ神を殺すのだ。

(可以用它召集各方,讓大家集合起來對付麒麟獸。)

女達 はい、エボシさま。

(女當家大人好。)

エボシ御前 そなたたちこの書き付けがわかるか。天上(てんじょう)さまのだ。

(你們能看懂這封信嗎?天朝大王的。)

女達 天上さま

(天朝大王?)

女達 天上さまって

(天朝大王是?)

エボシ御前 ミカドだ

(就是皇帝。)

女達 ミカド?

(皇帝?)

ジコ坊 いや、參った參った

(呀,我服了我服了。)

エボシ御前 いいよ

(可以了。)

女達 はい。

(是。)

エボシ御前 私たちがここで鉄を作りつづければ、森の力は弱まる。それからの方が犠牲も少なくすむが。

(我們繼續在這裡鍊鐵鍊鋼,森林的力量就會減弱。這樣一來各方的犧牲也會減小。)

ジコ坊 金も時間も十分につぎ込んだ。石火矢眾四十名を貸し與えたのは鉄を作るためではないぞ。とまあ、師匠連は言うだろうな。

(但是這樣會消耗很多金錢和時間。借給你四十名火槍隊隊員並不是為了鍊鐵,師匠連一定會這樣跟我說。)

エボシ御前 まさかそなたまでシシ神の生首に不老不死の力があると思っていまいな?

(難道你們也相信麒麟獸的首級具有讓人長生不老的力量?)

ジコ坊 やんごとなき方々や師匠連の考えはわしにはわからん。わからん方がいい

(我也不知道師匠連的具體想法。不知道可能更好。)

エボシ御前 約束は守る。モロ一族のかわりに豬の群れが森に犇(ひしめ)くならかえってやり易(やす)かろう。崖の裡に潛んでいる怪しげな手下どもを呼び寄せるがいい

(我可以遵守約定。要對付一群聚集在森林裡的野豬,比對付莫挪族更容易。你讓那些潛伏在懸崖下的沒用的手下出來吧。)

ジコ坊 いや、ばれていたか。

(呀,被發現了。)

ジコ坊 そうだ、もう一つ。少年が一人訪(たず)ねてこなかったか。アカシシに乗った不思議な少年だが

(對了,還有一件事。有沒有一個少年來過這裡?騎羚羊的奇異少年。)

エボシ御前 去った。

(他走了。)

女 何か気味が悪いよ

(那些人很可疑。)

甲六 ありゃあただの狩人じゃねえ。ジバシリだ。

(他們不是普通的獵人,是獵殺隊。)

男 ジバシリ?

(獵殺隊?)

女 あたしたちもお供させてください。

(請讓我們也一起去。)

女 あんな連中を信用しちゃあ駄目です

(不能相信那些人。)

女 エボシさまに何かあったら取り返しがつかないもの。

(女當家大人有了什麼意外就麻煩了。)

女 折角石火矢を覚えたんだから

(我們剛學會新型火槍的用法。)

エボシ御前 だからこそみんなにここを守って貰いたいのさ。恐いのはもののけより人間の方だからね。

シシ神殺しがすんだら、色々わかるだろうよ。唐傘連(からかされん)の師匠たちがシシ神の首だけでここから手を引くもんかね。侍だけじゃないよ。石火矢眾が敵となるかも知れないんだ。男は頼りにできない。しっかりやりな、みんな。

(所以才需要你們大家守在這裡。因為人類比妖獸族更加可怕。消滅麒麟獸以後,可能一切都會明朗。唐傘連的師匠們得到麒麟獸的頭顱以後,就會甘心收手嗎?不止是諸侯派來的武士,火槍隊說不定也是敵人。男人們是靠不住的。各位要努力!)

彥佐 エボシさまの事は案ずるな。このゴンザ必ずお守りする。

(不必擔心女當家的事,我一定會盡力保護。) __

おトキ それが本當ならね。

(希望是真的。)

彥佐 なにい?

(什麼?)

おトキ あんたも女だったら良かったのさ!

(如果你也是女人就好了!)

モロの君 辛(つら)いか?そこから飛び降りれば簡単にけりがつくぞ。體力が戻れば、痣も暴(あば)れ出す。

(很痛苦嗎?如果你從這裡跳下去,所有的事都可以簡單地解決。即使你的體力可以恢復,那些疤痕也不會受控制。)

アシタカ 私は何日も眠っていたようだな。夢うつつにあの子の世話になったのを覚えている。

(我好像已經睡了幾天。在睡夢中可以感到那女孩在照顧我。)

モロの君 お前が一聲でも呻き聲をあげれば噛み殺してやったものを、惜しい事をした。

(你只要呻吟一聲,我就會咬死你。太可惜了。)

アシタカ 美しい森だ、乙事主はまだ動いていないのか?

(很美的森林。乙事主還沒開始行動嗎?)

モロの君 穴に戻れ、小僧(こぞう)。お前には聞こえまい。豬どもに食い荒らされる森の悲鳴が。私はここで朽ちていく體と森の悲鳴に耳を傾けながら、あの女を待っている。あいつの頭を噛み砕く瞬間を夢見ながら。

(小子,你回洞去吧。你聽不見,在豬群的踐踏之下,森林正發出悲鳴。我這逐漸老朽的身體,一面在傾聽森林的悲鳴,一面在等候那個女人的到來。我做夢都想咬碎她的頭!)

アシタカ モロ、森と人が爭わずにすむ道はないのか。本當にもう止められないのか?

(莫挪,森林與人類沒有辦法不再爭鬥嗎?真的已經無法阻止了嗎?)

モロの君 人間どもが集まっている。彼奴らの火がじきにここへ屆くだろう

(人類正在集結,他們的火很快就要燒到這裡.)

アシタカ サンをどうする気だ。あの子も道連れにするつもりか

(那珊怎麼辦?你想讓她也走上絕路嗎?)

モロの君 いかにも人間らしい手前勝手な考えだな。サンはわが一族の娘だ。森と生き、森が死ぬ時はともに滅びる。

(不愧是人類,真是自私的想法!珊是我族的女兒,與森林同生,森林死時她也要一起毀滅。)

アシタカ あの子を解き放て。あの子は人間だぞ!

(放過她吧,她是人類呀!)

モロの君 黙れ小僧! お前にあの娘の不幸が愈せるのか。森を侵した人間が、わが牙を逃れるために投げて寄越した赤子がサンだ。人間にもなれず、山犬にもなりきれぬ、哀(あわ)れでみにくい可愛いわが娘だ。お前にサンを救(すく)えるか?

(小子你住口!你能結束她的不幸嗎?她是入侵這裡的人類為了逃避我的利牙的懲罰,而丟下的棄嬰。她既不能做人,也不能成為山犬,身世可憐,卻是我可愛的女兒。你能拯救她嗎?)

アシタカ わからぬ。だがともに生きる事はできる。

(不知道,但是可以一起生活下去。)

モロの君 どうやって生きるのだ。サンとともに人間と戦うというのか

(怎樣生活下去?和她一起與人類作戰嗎?)

アシタカ 違う。それでは憎しみを増やすだけだ!

(不是!這樣只會增加仇恨而已!)

モロの君 小僧。もうお前にできる事は何もない。お前はじきに痣に食い殺される身だ。夜明けとともにここを立ち去れ。

(小子,你在這裡什麼事也做不了。你的身體被詛咒腐蝕,已經時日無多。天亮後,你就要趕緊離開這裡)

サン 歩けたか?

(你能走了嗎?)

アシタカ ありがとう。サンとシシ神さまのおかげだ。

(謝謝。多虧了珊和麒麟獸。)

アシタカ ヤックル。心配かけたな!足がすっかり鈍(なま)ってしまった

(羚角馬,讓你擔心了!雙腳都變軟了。)

アシタカ 靜かすぎる。コダマたちもいない。タタラ場の臭いが微かに風に混じっている。 _

(太安靜了。也沒有小樹精。微風中混雜著一股怪味,從達達拉方向傳來。)

アシタカ 案內ご苦労。一つ頼みがある!サンにこれを渡(わた)してくれ!

(讓你領路辛苦了!拜託你一件事!請把這個轉交給珊!)

アシタカ 行こう

(走吧。)

サン ひどい臭(にお)い。鼻がもげそう

(這濃煙好臭,鼻子快受不了了。)

モロの君 ただの煙じゃない。私たちの鼻を効かなくしようとしているのさ。

(這不是普通的煙。是想幹擾我們的鼻子,讓我們無法呼吸。)

サン あの女がいる。こっちに気づいている。

(那個女人來了。好像發現了這裡。)

モロの君 見え透(す)いた罠を張(は)ったものだ

(很顯然,一個陷阱已經佈置好了。)

サン 罠?

(陷阱?)

モロの君 豬どもをいきり立たせて森からおびき出そうとしているのだよ。餘程の仕掛けがあるのだろう。

(這些人想把野豬群趕出它們藏身的森林。可能已經佈置好了一切。)

サン 教えなきゃ。豬たちは動き始めている。みんなやられてしまう。

(應該去通知野豬們,它們已經開始行動了。大家都會被殺!)

モロの君 乙事主とて馬鹿ではない。全てわかっていても豬たちは正面から攻撃したいのさ。それが豬の誇りだからね。最後の一頭になっても突進して踏み破る。

(乙事主也不是笨蛋。即使知道那是陷阱,野豬們也會做出正面攻擊。這是野豬的驕傲,剩下最後一頭,還要全力衝刺。)

サン 木を切り始めた

(開始砍樹了。)

モロの君 あれも誘(さそ)いだ。

(那也是誘餌。)

サン 母さん、ここでお別れです。私乙事主さまの目になりに行きます。あの煙に困っている筈だから

(媽媽,我們就在此告別。我要去給乙事主當眼睛。它一定被困在濃煙之中很痛苦!)

モロの君 それでいいよ。お前にはあの若者と生きる道もあるのだが。

(這樣也好。你和那個年輕人可以一起生活下去。)

サン 人間は嫌い!...アシタカが、私に?綺麗

(我討厭人類!...阿斯達加給我的?真漂亮!)

モロの君 お前達はサンとお行き。私はシシ神の側にいよう

(你們與珊一起去。我要留在麒麟獸身邊。)

サン 行こう!

(走吧!)

サン モロ一族もともに戦(たたか)う。乙事主さまはどこか?ありがとう!

(莫挪族跟你們並肩作戰。乙事主在哪裡?謝謝!)

************************************************************

阿斯達加返回達達拉城,路上他遭遇了前來進攻達達拉的軍隊,得知達達拉已被敵人包圍,而壯年男人們已經跟隨女當家進山。他又去找女當家,見到了被唐傘連消滅的野豬群,還有一些正在掩埋同伴屍體的達達拉人。女當家已經帶領其他人和雲遊僧深入密林,阿斯達加預感到珊即將遭遇危險,在山犬的帶領下,他也再次進入麒麟獸森林。

アシタカ タタラ場からだ!行こう!

(從達達拉那邊傳來的槍聲!快去!)

侍 ナニモノか?

(什麼人?)

アシタカ 侍(さむらい)だ!

(是武士!)

侍 止まれ!

(停下!)

アシタカ 押し通る!

(衝過去!)

侍 來いや!

(來吧!)

兵 こりゃあ魂消(たまげ)た

(真讓人吃驚。)

兵 止めたぞ!やるのう

(停下!快射!)

兵 やめとけ、矢の無駄だ!

(別射了,別浪費箭!)

女 早く早く。

(快點快點!)

女 本當だ

(真的!)

おトキ あの人だよ

(是那個人。)

女 幽霊(ゆうれい)じゃないよね

(不是幽靈吧?)

おトキ アシタカさま!

(阿斯達加!)

アシタカ おトキさんか?みんな無事(ぶじ)か?

(是多姬嗎?大家都好嗎?)

おトキ 見ての通りさ。男たちの留守を狙(ねら)って、侍どもが押し寄せて來やがった。

(你看看,就是這樣。男人們都不在家,武士趁機攻過來了。)

女 下はやられちまった。女ばかりと甘く見やがって!

(下面已經被攻陷了,不過不要小看我們女人!)

アシタカ エボシ殿は?

(女當家呢?)

おトキ 動ける男はみんな連れて、シシ神退治(たいじ)に行っちまってる

(她帶著男人們一起行動,去對付麒麟獸。)

女 こう囲まれては報せようがなくてさ。

(我們被包圍了,無法通知她!)

アシタカ シシ神退治?やはりさっきの音は

(對付麒麟獸?果然剛才的聲音...)

甲六 旦那。預(あず)かってましたぜ。

(少爺,我把你的東西準備好了。)

おトキ 何で鞍(くら)と蓑(みの)も持ってこなかったのさ?

(為什麼不拿馬鞍和蓑衣?)

アシタカ 甲六、ありがとう。エボシ殿を呼びに行く。それまでもつか?

(甲六謝謝你。我去叫女當家,在她回來以前你們能守住嗎?)

おトキ いざとなったら融けた鉄をぶっかけてやるさ。

(如果必要,我可以把融化的鐵水潑出去。)

男 やった!アシタカさまお願いします!エボシさまに早く。やあ、外したか。舟が來ますぞ、お早く _

(太好了!阿斯達加拜託了,快去通知女當家。呀,你快走,敵船來了。快一點!)

女 エボシさまを頼みます。私らも戦いますゆえ!

(女當家那邊就交給你了,我們也會努力戰鬥!)

アシタカ 必ず戻る。頑張れ!

(我一定會來,大家加油!)

女達 頼むよ!

(拜託了!)

兵 出たぞ、一騎(いっき)!

(出來了!只有一騎!)

アシタカ 追手(おって)がかかった。頼むぞヤックル。

(追兵來了,羚角馬就看你的了!)

アシタカ 生き物の焼ける臭いだ...ヤックル

(是燃燒動物身體的臭味。...羚角馬!)

侍 來いや

(來吧!)

アシタカ 來るな!

(不要過來!)

アシタカ ヤックル、傷を見せろ!すまない。ここで待っててくれ、必ず戻る。

(羚角馬,讓我看看你的傷!對不起,請在這裡等候。我一定回來。) _

アシタカ 駄目だ、待ってろ!頑張れ、もう少しだ

(不要這樣,等在這裡!加油,很快就到了。)

唐傘連 なにものか?

(什麼人?)

唐傘連 ここは修羅(しゅら)の庭。餘所者はすぐに立ち去れ。

(這裡是埋葬死者的地方。無關的人快些離開!)

アシタカ この死者たちの世話になった者だ。急ぎ伝える事がある。エボシ殿に會いたい。

(這些死者曾經照顧過我。現在我有急事,想要見女當家。)

唐傘連 エボシはここにはいない。伝えよう。用向(ようむ)きを話せ!

(女當家不在這裡。有什麼事告訴我,我幫你轉達。)

アシタカ 本人に話す。エボシ殿はどこか?

(我要跟她本人講。女當家在哪裡?)

男 旦那!生きとったんですか?

(少爺!你還活著嗎?)

アシタカ 頭(がしら)。むごい事になったな。

(老大,沒想到發生了這種殘酷的事。)

男 まだ何人も埋まってるんでさ

(我們已經埋葬了很多人。)

男 ひでえなんてもんじゃねえ

(這裡傷亡慘重。)

アシタカ タタラ場が侍に襲われた!女たちが上の郭に立て篭もって頑張っている。今ならまだ間に合う。

(達達拉遭到武士的襲擊!只有女人們還在上面的城牆裡努力抵抗。現在回去還來得及!)

男 えれえ事になった。

(會有這種事?)

男 淺野のやつらだ。留守を狙いやがった。

(淺野那傢伙乾的。趁沒人的時候進攻。)

アシタカ エボシ殿はここにはいないのか?

(女當家不在這裡嗎?)

男 へえ。シシ神殺しに森へ

(不在。她去森林裡殺麒麟獸了。)

アシタカ すぐ呼び戻せ。間に合わなくなるぞ!

(快去叫她,否則來不及了!) ] _

唐傘連 用向きがすんだなら即刻立ち去れ。みな仕事に戻れ

(事情辦完了就趕快離開這裡。你們快回去幹活!)

男 おい、ほっとく気かよ

(喂,你不管這件事嗎?)

男 ちょっと待ってくだせえ

(請等一下!)

男 やつらタタラ場を見殺しにする気だぞ!

(他們想親眼見到達達拉被毀!)

男 狩りを待ってたりしたら手遅れになっちまう。

(再等獵人們回來就來不及了。)

男 すぐ使いを出せ。

(立刻派人去找!)

唐傘連 森は深くて広い。使いの出しようがないのだ

(森林又深又廣闊,即使派了人也不可能找到。)

男 でもなんでも、あんたらの得意だろうが

(但是你們不是擅長放煙發信號嗎?)

男 エボシさまはやつらに踴らされてるんだ。

(女當家被這些傢伙利用了。)

アシタカ 攻め寄せた豬のなかに山犬はいなかったか?

(進攻這裡的豬群當中,有沒有山犬?)

男 え?

(咦?)

アシタカ サン、いやもののけ姫は

(珊...幽靈公主呢?)

アシタカ さあ、わからねえ。真っ黒になって押し寄せてきたから

(不知道啊,豬群黑壓壓的一片攻向這裡。)

男 いました。俺たちは一番上にいたから。

(有。我們在最高處,所以看見了。)

アシタカ それで?

(然後呢?)

男 わからねえ。突然何にもわからなくなっちまった! 1

(不知道!突然就什麼都不知道了!)

男 唐傘のやつら俺たちを餌に豬を誘き寄せ、地面ごと吹っ飛ばしやがったんでさあ。上からも地雷花を投げやがった。

(唐傘連的那些傢伙讓我們當誘餌,引誘野豬進攻,然後從上面投下炸彈,炸燬了地面上所有的東西。)

アシタカ サンはどうした?

(珊怎麼樣了?)

アシタカ 落ち著け、お前を助けたい!

(冷靜一點,我想救你!)

男 山犬だ、山犬が生きてるぞ!

(山犬!山犬還活著!)

男 旦那、何を?

(少爺,幹什麼?)

唐傘連 どけい。小僧何をしている

(讓開。小子你要幹什麼?)

アシタカ この者に案內を頼むのだ。私がエボシを呼びに行く

(我想拜託它帶路,去找女當家。)

唐傘連 さては魔性の類か?どけい!

(原來你是魔獸的同類?讓開!)

アシタカ シシ神の首とタタラ場とどちらが大切なのだ!

(麒麟獸的頭,與達達拉,哪個重要?)

男 毒針(どくばり)だ!

(毒針!)

男 やめろ!

(停下!)

男 みんな力を出せ、梃子(てこ)を使え

(大家一起用力!使用撬棍!)

男 出たぞ

(出來了!)

アシタカ みんなは沢を下って湖の近くに隠れていてくれ。

(大家到沼澤下面去,在湖邊隱藏起來。)

男達 へい!

(是!)

男 お気をつけて。石火矢眾もやつらの仲間です。

(你要小心,火槍隊也是他們的同黨。)

アシタカ 預かってくれ。最後の矢が折れてしまった。お前はみんなと行きな。ヤックルを頼む!

(請幫忙保管。最後的箭也折斷了。)

アシタカ サンのところへ。そこにエボシもいる

(到珊那裡去。女當家也在那裡。)

ジコ坊 ジバシリどもに遅れるな。今日こそけりをつけるのだ。

(獵殺隊遲到了。今天一定要成功!)

唐傘連 ジコ坊さま

(雲遊僧閣下!)

ジコ坊 おお、様子はどうだった。

(噢,情況怎麼樣?)

唐傘連 深手を負った乙事主は、もののけ姫とさらに森の奧へ向かっております

(身負重傷的乙事主,與幽靈公主一起,逃到那邊的森林裡去了。)

ジコ坊 やはりシシ神に助けを求める気だ。ぴったり貼り付けよ。人と見破られてはシシ神は出てこぬぞ

(他們果然是想找麒麟獸求救!緊緊地跟上,如果被識破是人類的話,麒麟獸就不會出現。)

唐傘連 言われる迄(まで)もねえ。

(一定遵命。)

エボシ御前 奴の顏に塗ったのは豬の血か

(他臉上塗的是豬血嗎?)

ジコ坊 ジバシリの技だ。おぞましいものよ

(獵殺隊的技巧。很狡猾吧?)

**********************************************************

森林中,珊與身負重傷的乙事主一起去找麒麟獸求援,途中他們又中了唐傘連的暗算。走投無路的乙事主變成魔神,珊被魔神乙事主的詛咒觸鬚所困,危在旦夕。阿斯達加、女當家一行以及魔神乙事主先後來到麒麟獸出沒的湖邊,生命垂危的莫挪也在這裡。

サン 頑張って。もうじきシシ神さまのお池だから。

(加油,很快就到麒麟獸的池塘了。)

サン 何か來る

(什麼東西來了?)

サン 乙事主さま、様子がおかしいの。もうちょっとだから頑張って。

(乙事主,情況很奇怪。快要到了,再努力一下。)

山犬 とても嫌なものが來る

(很討厭的東西來了。)

サン 何だろう。血の臭いで鼻が効かない。

(什麼東西?血的氣味干擾了我的鼻子。)

サン ショウジョウたち!

(猩猩們!)

ショウジョウ お前たちのせいだ

(都是因為你們的關係!)

ショウジョウ お前たちのせいでこの森終わりだ!

(因為你們,森林要毀滅了!)

サン 何を言う。森のために戦った者へのこれがショウジョウの禮儀か?

(胡說什麼?這樣對待保護森林的戰士就是你們猩猩的禮儀嗎?)

ショウジョウ お前たち破滅連れてきた。

(你們帶來了毀滅!) _

ショウジョウ 生き物でも人間でもないもの連れてきた!

(你們帶來了不是動物也不是人類的東西!)

サン 生き物でも人間でもないもの?

(不是動物也不是人類的東西?)

ショウジョウ 來た!

(來了!)

ショウジョウ 森の終わりだ!

(森林末日到了!)

サン 戦士たちが?

(野豬戰士們?)

乙事主 戻って來た!戻って來た。黃泉(よみ)の國から戦士たちが帰って來た!続け、戦士たち。シシ神のもとへ行こう!

(回來了!回來了,黃泉國的戰士們回來了!繼續跟我走,戰士們!一起到麒麟獸的家去吧!)

サン 乙事主さま落ち著いて。死者は蘇ったりしない!戦士の生皮を被って臭いを消しているんだ。中は人間だ!止まって。やつらシシ神さまのもとへ案內させる気なんだ!

(乙事主你要冷靜!死去的野豬是不能復活的!那些傢伙披著野豬的皮隱藏本來的氣味,裡面是人類!停下,他們想讓我們帶路去找麒麟獸!)

乙事主 シシ神よ出でよ。汝(なんじ)が森の神なら、わが一族を蘇(よみがえ)らせ、人間を滅(ほろ)ぼせ!

(麒麟獸出來吧。如果你還是森林之神的話,就讓我族復活,讓人類滅亡!)

サン 乙事主さま、心を靜めて

(乙事主!心要平靜!)

山犬 囲まれるぞ。そいつはもう駄目だ。舍てて行こう。

(會被包圍的,它已經不行了。丟下它,我們快走。)

サン 駄目。今見舍てたらタタリ神になってしまう。お前は母さんにこのことを報せて。人間の狙いはシシ神さまだ。母さんが生きていれば知恵(ちえ)を貸してくれる。お行き。山犬の血を途絕えさせちゃ駄目。いい子

(不行,現在丟下它的話,它就會變成魔崇神。你快去告訴媽媽,人類要對付的是麒麟獸!如果媽媽還活著的話,就會有解決問題的辦法。快去吧。山犬的血統不能就這樣斷絕!好孩子!)

サン 最初の者を殺す。森中にお前たちの正體(しょうたい)を知らせてやる

(先上者先死。在森林裡讓你們現出原型!)

サン アシタカが

(阿斯達加?)

サン おのれ!

(畜生!)

乙事主 火だ!體が火のようだ

(火!體內好像火在燃燒。)

サン 駄目!乙事主さま、タタリ神なんかにならないで!乙事主さま...

(不行!乙事主千萬不能變成魔神!乙事主...) ;

アシタカ 応えた!わかるか?

(有迴應了!能聽懂嗎?)

山犬 サンが危ない

(珊有危險了!)

アシタカ 行こう!

(快去!)

サン 熱い

(真熱)

サン 嫌だ、タタリ神なんかになりたくない。乙事主さま

(不好!不要變成魔神,乙事主!)

山犬 遅い。乗れ!]

(太慢了。上來!)

男 山犬だ!

(山犬!)

男 出た!

(出現了!)

アシタカ エボシ!

(女當家!)

男 くそ!

(可惡!)

アシタカ 先に行け!エボシ、話を聞け

(你先走。女當家!聽我說!)

ジコ坊 やめい、やめい...

(停下,停下...)

エボシ御前 アシタカか?

(阿斯達加嗎?)

アシタカ タタラ場が侍に襲われている。シシ神殺しをやめてすぐ戻れ!女たちが戦っている。男たちも山を下った。みなそなたの帰りを待っている

(達達拉被武士襲擊。不要去殺麒麟獸了,快回去!女人們正在戰鬥,男人們也下山了。大家都在等你回去!)

エボシ御前 その話、信ずる證拠は?

(這種話,有什麼證據?)

アシタカ ない。できるならタタラ場に留まり戦いたかった

(沒有。但是如果可能,我也想留在達達拉作戰!)

エボシ御前 シシ神殺しをやめて侍殺しをやれと言うのか?

(你讓我不殺麒麟獸,去對付武士嗎?)

アシタカ 違う。森とタタラ場、雙方生きる道はないのか?

(不是!森林與達達拉,沒有共存的方法嗎?)

ジコ坊 あいつ、どっちの味方なのだ?

(那傢伙到底是哪邊的?)

彥佐 エボシさま、戻りましょう!

(女當家,我們回去吧!)

エボシ御前 女たちにはできるだけの備えをさせてある。自分の身は自分で守れと。池だ。シシ神は近いぞ

いよいよ正念場だ。油斷するな!

(我已經給了女人們最好的武器裝備。她們應該可以保護自己。看見池塘了。麒麟獸應該就在附近。千萬不要大意!)

唐傘連 あの女、いなくとも...

(沒有那女人也可以。)

ジコ坊 神殺しは恐いぞ。あいつにやってもらわにゃ!

(殺神是很可怕的,就交給她吧!)

アシタカ モロ、死んだのか?...サン!サン、どこだ?

(莫挪,你死了嗎?珊!珊,你在哪裡?)

サン アシタカ!

(阿斯達加!)

アシタカ 乙事主?

(乙事主?)

唐傘連 去れ、童(わらべ)!

(小子你快滾。)

アシタカ ここで爭うとシシ神は出てこぬぞ。

(我們在這裡爭鬥的話,麒麟獸就不會出現。)

アシタカ 乙事主よ、鎮まりたまえ!乙事主よ、山犬の姫を返してくれ。サンはどこだ!サン、聞こえるか。私だ、アシタカだ!

(乙事主!請安靜下來!乙事主,請把山犬的公主還給我。珊在哪裡?珊,聽得見嗎?是我,阿斯達加!)

アシタカ サン!

(珊!)

唐傘連 あいつを靜めろ!

(讓他安靜!)

唐傘連 殺せ、やつを射殺せ!

(殺!射死那小子!)

アシタカ サン!

(珊!)

サン アシタカ!

(阿斯達加!)

モロの君 やれやれ、あの女のために殘しておいた最後の力なのに...

(哎呀哎呀,為了對付那個女人,我還保留了最後的力量。)

唐傘連 結界を張れ!

(組成防禦陣線!)

モロの君 お前たち手出しをするんじゃないよ。崇りなんぞ貰うもんじゃない。

(你們兩個千萬不要出手。不要觸犯詛咒。)

モロの君 言葉までなくしたか?

(你連話都不會說了嗎?)

ジコ坊 おう、よくやった。もういいぞ、怪我人の手當てをしてやれ。下がれ ;

(噢,你們幹得不錯。可以休息了。替受傷的人治療。下去吧。)

ジコ坊 いやいや、恐ろしい眺(なが)めよ

(哈哈,真是可怕的景象。)

**************************************************

麒麟獸終於出現,莫挪與乙事主展開搏鬥,阿斯達加趁機將珊救出。麒麟獸殺死了乙事主後,即將變身成為熒光巨人之前,被女當家用火槍射下頭顱。雲遊僧與部下帶走了麒麟獸頭顱,女當家遭到莫挪最後的反擊,失去右臂。找不到頭顱的熒光巨人開始發起報復,森林即將毀滅。阿斯達加與珊終於傾心相愛,兩人決心合力化解眼前的危機。

ジコ坊 出た!

モロの君 私の娘を返せ!アシタカ、お前にサンが救(すく)えるか?

(把我女兒還給我!阿斯達加,你能拯救珊嗎?)

アシタカ シシ神?エボシ、撃つな!エボシ、そなたの敵は他にいる筈(はず)だ!

(麒麟獸?女當家!不要射擊!女當家,你的敵人在其他地方!)

ジコ坊 石火矢が効かぬ!

(普通的火槍沒有用!)

エボシ御前 首を飛ばさねば駄目か!

(必須把它的頭打下來!)

アシタカ サン!死ぬな!

(珊!不能死啊!) ?

ジコ坊 こなんと。シシ神が命を吸い取るのか?いかん。デイダラボッチになるぞ! _

(怎麼回事,麒麟獸在吸取生命嗎?不行,會變成熒光巨人!)

エボシ御前 みな、よく見屆けよ。神殺しがいかなるものか。シシ神は死をも司(つかさど)る神だ。怯えて後れをとるな!

(大家,好好看清楚!馬上就要開始殺神了!麒麟獸是掌管死亡之神,不要因為害怕而退縮!)

アシタカ やめろ!エボシ!

(停下!女當家!)

エボシ御前 くそ、化け物め(ばけものめ)!

(可惡,這個怪物!)

ジコ坊 やった。首桶(くびおけ)を急(いそ)げ

(太好了!把裝頭顱的桶抬過來!)

エボシ御前 ジコ坊。首桶を持って來い

(雲遊僧,快拿桶來!)

ジコ坊 擔(かつ)ぎ手がやられた。早く、早く!

(有個挑夫死了。快點,快點!)

エボシ御前 シシ神の體に觸れるな。命を吸い取られるぞ!受け取れ、約束の首だ!

(不要觸摸麒麟獸的身體,會被吸走生命!接住,約定的麒麟獸的頭!)

彥佐 エボシさま!

(女當家!)

エボシ御前 モロめ。首だけで動きおった...

(莫挪這個怪物,只有頭竟然還能動...)

ジコ坊 やばいぞやばいぞ、急げ。ほら、急げって

(糟糕了糟糕了。快點。喂,快點!)

唐傘連 ジコ坊さま!

(雲遊僧閣下!)

ジコ坊 逃げろ!

(快逃!)

アシタカ 沢へ逃げろ!

(逃到沼澤那邊去!)

彥佐 わしは泳げんのだ...

我不會游泳...)

アシタカ 水の底は歩ける

(可以從水底走過去!)

サン そいつを寄越せ、八つ裂きにしてやる!

(把那女人給我,我要將她碎屍萬段!)

アシタカ モロが仇(あだ)を討(う)った。もう罰は受けてる。

(莫挪已經報了仇,她得到應有的懲罰了。)

彥佐 エボシさま!

(女當家!)

アシタカ 手を貸せ

(快來幫忙。)

エボシ御前 餘計(よけい)な情(なさ)けを...

(沒有必要同情我...)

アシタカ おトキさんたちに連れて帰ると約束した。首を探している。ここも危ない。サン、力を貸してくれ。

(我跟多姬她們約定好了,一定要帶你回去。它在找頭,這裡也很危險。珊,請助我一臂之力。)

サン 嫌(いや)だ。お前も人間の味方(みかた)だ。その女を連(つ)れて、さっさと行っちまえ!

(不行!你也是人類的同夥!帶上那個女人,趕快滾吧!)

アシタカ サン...

(珊!)

サン 來るな。人間なんか大嫌いだ!

(別過來!我最討厭人類!)

アシタカ 私は人間だ。そなたも人間だ!

(我是人類,你也是人類!)

サン 黙れ。私は山犬だ!

(住嘴!我是山犬!)

アシタカ サン!

(珊!) )

サン 寄るな!

(別過來!)

アシタカ すまない。何とか止めようとしたんだ...

(對不起。我已經盡力阻止過了...)

サン もう終わりだ。何もかも。森は死んだ

(全完了,一切都結束了。森林死了...)

アシタカ まだ終わらない。私たちが生きているのだから。力を貸しておくれ!

(還沒有結束。因為我們還活著!請助我一臂之力!)

ジコ坊 こら待て、手伝え

(等一下,來幫忙!)

ジコ坊 どいつもこいつも本當に

(你也是,他也是,沒用的傢伙!) _

ジコ坊 首が動いとる。 _

(這個頭在動。)

ジコ坊 こいつが呼んどるんだ!

(它在呼喚自己的身體!)

*******************************************************

達達拉城裡的女人和傷病員們依靠新型火槍打退了敵人的進攻。失去頭顱的熒光巨人出現在他們面前,驅動詛咒的黑色粘液將達達拉城摧毀。達達拉的倖存者們只得逃入河裡。黑色粘液繼續蔓延,吞噬著更多的生命。阿斯達加與珊追上了雲遊僧,從他手中奪回麒麟獸頭顱,歸還給熒光巨人。太陽出來後,熒光巨人消失了,山谷還綠,森林重生。

石火矢づくり 取れたよ、トキ。

(多姬,我把它拿來了。

)おトキ ありがとう

(謝謝。)

石火矢づくり ヤケに靜かだな..

(顯得很平靜。)

おトキ 夜明けを待つつもりさ

(他們想等待天亮。)

石火矢づくり あの若者はエボシ様に知らせてくれただろうか?

(那個年輕人已經通知了女當家了嗎?)

おトキ アシタカ様ならきっとやってくれるよ!もうその辺にきてるかも知れないよ!あ~~あ、だらしない顏してまってぇ..おい!甲六!

(阿斯達加一定能辦到。說不定他們已經向這裡趕來了!啊~~啊,這是什麼難看的睡相!喂!甲六!)

石火矢づくり まあ、寢かしといてやりなよ、

(還是讓他多睡一會兒吧。)

おトキ き、気味が悪いよ....

(情況不太對頭。)

甲六 あッ!!

(啊!)

おトキ ダイダラポッチだ!

(熒光巨人!)

牛飼い タタラ場人...でたぞお~!

(出來了!)

おトキ 持ち場を離れるんじゃないよッ!

(堅守崗位,不要離開!)

タタラ踏み どうしょおう!こっちに來るよ!

(怎麼辦?往這裡過來了!)

タタラの人 駄目だ、逃げろッ!

(不行!快跑吧!)

おトキ タタラ場を守るんだ!エボシ様と約束したんだ!

(一定要守住達達拉!已經和女當家約定好了!)

タタラ踏み あの人だ、アシタカ様だッ!

(那個人,是阿斯達加!)

アシタカ みんな逃げろッ!シシ神様が首を取り戻そうと追ってきたんだッ!あのドロドロに觸ると死ぬぞ!水の中へいけ、ドロドロが遅くなる!男達とエボシは対岸をこっちへ向かっている、私たちは首を取り戻してシシ神に返す!ゆけ! _

(大家快逃吧!麒麟獸為了取回頭顱而追過來了!碰到那個黑色液體會死!快逃到水中去,黑色液體就會慢下來!男人們與女當家從對岸向這裡趕來了!我們要去追回頭顱,還給麒麟獸!)

サン アシタカッ!

(阿斯達加!)

タタラ踏み どうしよう~、こっちへ來るよ~どうしよう、おトキ!

(怎麼辦,往這裡來了!怎麼辦,多姬?)

おトキ 騒ぐンじゃないッ!みんなを湖へ、落ち著いて!

(都不要吵!大家到湖裡去,保持冷靜!)

タタラ踏み はいッ!

(是!)

おトキ 怪我人や病人に手を貸すんだよ!

(要幫助傷員和病人!)

タタラ踏み きゃあ~~、うわあ~~!

(哎呀!哇!)

おトキ そっちへ行っちゃあ駄目だよッ!

(不能往那邊走!)

甲六 お屋根が...駄目だ、タタラ場が燃えちまったらなにもかもおしまいだぁ...

(那座大屋...不行!達達拉燃燒起來了!一切全完了...)

おトキ 生きてりゃなんとかなる!こいつで漕いで、はやく!

(只要我們活著就有辦法。還要到更深的地方去!快點!)

サン きた、あそこッ!...お行き!

(來了,在那裡!快走!)

アシタカ その首待てえッ!

(那個頭,等一下!)

ジコ坊 おおッ、お、お主まだ生きとったか、よかったあ!

(噢,你,你也還活著嗎?太好了!)

アシタカ 首をシシ神に返します!置いて速く逃げなさい!

(把那個頭還給麒麟獸!放下頭,你們快跑吧。)

ジコ坊 バカをいうな、いまさら取り返しがつかん!朝日がでればすべてが終わる!見ろ、命を吸って膨らみすぎたのろまな死神だ、日にあたればヤツは消えちまう!

(別說傻話了,現在怎麼可能還回去?只要太陽出來,一切就都結束了!你看,那個吸收生命而無限膨脹的死神,太陽出來後,它就會消失!)

唐傘連 ジコ坊様、追いつかれます!早く!

(雲遊僧閣下!要被追上了,快點!)

ジコ坊 天土の間にあるすべての者を欲するは人の業(ごう)というモノだ、

(想要得到天地之間的所有的東西,這就是人類的罪業呀!)

アシタカ あなたを殺したくはない、

(我不想殺你。)

ジコ坊 い、いやあ、參ったナァ...怖い顏をするなッ!うりゃあ! 走れ

(呀,不要這樣,不要這麼凶嘛!看招!...快跑!)

唐傘連 駄目だ!

(不好了!)

サン アシタカあッ!

(阿斯達加!)

ジコ坊 ああ、うわあ~~ッ!いかん、囲まれたあッ!朝日よいでようッ!

(啊!哇!不行,完全被圍住了!太陽快出來吧!)

アシタカ 桶を開けよッ!

(把桶打開!)

ジコ坊 わからんヤツだなあ~!もう手遅れだッ!

(你怎麼還不明白!已經太晚了!)

サン アシタカ、人間に話したって無駄(むだ)だッ!

(阿斯達加,別跟他講道理!)

アシタカ 人の手で返したい...

(我想用人類的手歸還!)

ジコ坊 ええいッ!どうなっても知らンぞおッ!

(哎!不管發生什麼,我都不管了!)

サン あッ! ?

(啊!)

アシタカ シシ神よお!首をお返しするう~!鎮まりたまえ!

(麒麟獸啊!我把頭還給你!請安靜吧!)

ジコ坊 來よる、來よる、來よるぞ!

(來了,來了!它來了!)

女 動かなくなったぞ。

(不動了。)

おトキ 男達だッ!

(男人們!)

牛飼い おお~いッ!

(喂!)

おトキ エボシ様ッ!

(女當家!)

彥佐 ええい、觸るなッ!傷にさわる!

(哎,不要碰,會觸及傷口!)

牛飼い あ、倒れる、倒れる!摑まれ!離すなッ!

(啊,倒了,倒下去了!抓住!別放手!)

甲六 うわ、うわあ!いやあ、シシ神は花咲か爺だったんだ!

(哇!呀,麒麟獸是開花爺爺呀!)

アシタカ サン、見てごらん!

(珊,你快看!)

サン 蘇ってもここはもうシシ神の森じゃない、シシ神様は死んでしまったぁ...

(森林雖然復活了,可是這裡不再是麒麟獸的森林。麒麟獸已經死了...)

アシタカ シシ神は死にはしないよ、命そのものだから..生と死と二つとも持っているもの...わたしに生きろといってくれた..

(麒麟獸沒有死。因為生命仍然存在。麒麟獸掌管生與死兩者。它告訴我,要繼續活下去!)

サン アシタカは好きだ、でも人を許すことはできない..

(阿斯達加,我很喜歡你,但是我不能原諒人類。)

アシタカ それでもいい、サンは森でわたしはタタラ場で暮らそう!ともに生きよう!逢いに行くよ!...ヤックルに乗って..

(這樣也好。珊住在森林裡,我還留在達達拉城。我們一起生活下去!以後我會騎羚角馬去看你。)

エボシ御前 ざまあない、私が山犬の背で運ばれ、生き殘ってしまった...禮を言おう、誰かアシタカを迎えに行っておくれ、みんな初めからやり直しだ、ここをいい村にしよう。

(太丟臉了,我被山犬馱在背上,還能活著回來。應該向他道謝,誰去接回阿斯達加?大家重新開始吧,再這裡重新建設美好的家園。) ,

ジコ坊 いやあ、參った參った、バカには勝てン.

(呀,真是的。傻瓜,差一點就贏了。)

動畫信息

魔法公主
中文名:魔法公主
原 名:もののけ姫
又 名:魔法公主(港/臺) / 幽靈少女 / 物之怪姬 / Mononoke-hime / Princess Mononoke
首 播:1997-07-12(日本)
IMDb:tt0119698

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